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日本語ジャーナル:日本語を「知る」「教える」

日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議6 ――新たな制度に必要な基盤整備

文化庁で2022年5月31日から月1回程度のペースで開催されている「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議」は、日本語教師の国家資格の法制化に向けた詳細を検討する有識者会議です。2020年~2021年に「日本語教師の資格に関する調査研究協力…

介護のこころを伝えたい! 熱い思いで制作された『人とつながる 介護の日本語』発売!

この度、アルクからついに介護の日本語に関するテキストが発売されました!『人とつながる 介護の日本語』は介護の現場で働いている、また、介護の仕事に就きたいと思っている日本語学習者のための介護の日本語テキストです。この本で最も大切にしているのは…

日本語教師のための 今さら聞けない流行語2022 「デレ」

日本語教師にわからない日本語なんて……ある!この記事では、NJ編集者(妙齢)が「よく見るけど実はよくわかっていない」「今さら誰かに聞けない」流行語にあらためて向かい合ってみたいと思います。流行語=言葉の乱れ……などと思わず、日本語の奥深さや面白…

日本語教師のためのコーチング入門 第2回どんなときに使う? 傾聴ってなに?

第1回では、コーチングとティーチングについてお話ししましたが、今回は具体的に学習者と日本語教師を対象に、どのようなときにコーチングを行うと効果的なのかについて、そして、コーチングを行う際の最も基本となる傾聴についてお話しします。(伊藤奈津…

日本語教師プロファイル親松雅代さん―企業内のトレーナーとしてインクルーシブなコミュニケーションの実現を目指す

今回ご紹介するのは株式会社メルカリのLanguage Education Team(LET)で日本語トレーナー&やさしい日本語トレーナーとして働く親松雅代さんです。外国籍社員が多いメルカリでチームのパフォーマンスを上げるためには、日本語話者、英語話者双方が歩み寄る…

令和3年度「国語に関する世論調査」――「ちがくて」は気になるが「すごい」はあまり気にならない

文化庁から、令和3年度「国語に関する世論調査」の結果が発表になりました。日本語やコミュニケーション、ローマ字表記に関する意識、気になる言葉や日本語の変化などについて、今の日本人が日本語についてどのように考え、使っているか、興味深い調査結果…

2022年11月・12月 日本語教師のためのセミナー情報

さわやかな秋晴れの日が続いています。4月に入学した学習者の方たちは日本での生活のパターンに慣れ、10月に来日したばかりの学習者の方たちはようやく一息ついたころかもしれません。これから冬の入り口にかけて開催される日本語教師のためのセミナー情報…

学習者の出身国について知ろう!-①インドネシア

皆さんが日本語を教えている学習者はどこから来ていますか。学習者の出身国、出身地域についてどれぐらい知っていますか。日本語や日本文化を教えるだけでなく、学習者の国や文化にも関心を持ち、少しでも知っておくと、思いがけない会話のきっかけになった…

日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議5 ――現職日本語教師に対する経過措置

文化庁で2022年5月31日から月1回程度のペースで開催されている「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議」は、日本語教師の国家資格の法制化に向けた詳細を検討する有識者会議です。2020年~2021年に「日本語教師の資格に関する調査研究協力…

日本語教師が有償で携わる、企業出資の地域日本語教室が開講

2022年10月7日、福岡県直方市が、2年間の制度設計を経て企業出資に基づいた教室を2クラス、開講しました。授業を行うのは日本語教師です。週1回90分の授業で、目標は生活に必要な日本語の学習を軸として3年間でN3程度のコミュニケ―ション能力を育成する…

令和4年度日本語教育能力検定試験 アルクの解答速報

2022年10月23日に行われた日本語教育能力検定試験。受験された皆さま、お疲れさまでした!アルクでは毎年、検定試験の解答速報を作成しています。アルクが独自に作成するもので、試験主催団体から公表されるものではありませんので、ご注意ください。解答に…

日本語教師のためのコーチング入門 第1回 コーチングの基本と、ティーチングとの関係を知ろう

日本語教師のみなさんは「コーチング」と聞くと何を思い浮かべますか。「難しそう」とか「企業でやっているやつだから、関係ない」とか思っていませんか。実はコーチングは教育現場でも大いに力を発揮します。この連載では、学習者の目標達成や成長を促すコ…

令和4年度日本語教育能力検定試験を振り返る――難化傾向への対策

令和4年度日本語教育能力検定試験は2022年10月23日(日)に行われました。当日は全国的に天候にも恵まれ、全国9会場で試験が実施されました。受験された皆さんは、出来はどうだったでしょうか。ここでは令和4年度の日本語教育能力検定試験について改めて…

日本語教師のための 今さら聞けない流行語2022「陰キャ・陽キャ」

日本語教師にわからない日本語なんて……ある! この記事では、NJ編集者(妙齢)が「よく見るけど実はよくわかっていない」「今さら誰かに聞けない」流行語にあらためて向かい合ってみたいと思います。流行語=言葉の乱れ……などと思わず、日本語の奥深さや面白…

日本語教師プロファイル藤本かおるさん―ICTの分野で後に続く人を育てたい

今回お話を伺ったのは、武蔵野大学グローバル学部日本語コミュニケーション学科准教授の藤本かおるさんです。藤本さんといえば、日本語教育分野でのICT活用の第一人者であり、コロナ禍で急遽始まったオンライン授業のために、藤本さんの研修を受けた方もいら…

2022年10月・11月 日本語教師のためのセミナー情報

2022年10月、11月の日本語教師のためのセミナー情報をお届けします。10月から新学期を迎え、日本語教育機関も更に活気づいている様子がうかがえます。日本語教師の方たちは、忙しくも充実した毎日を過ごしているかと思いますが、時間を見つけてセミナーにご…

日本語教師のためのよくわかる著作権 第3回 授業に役立てる!著作権

著作権の専門家として日々実務に携わり、日本語教師向けの著作権セミナーも積極的に行っている我妻潤子さんのコラムシリーズ。最終回である今回は「授業に役立てる!著作権」と題して、教材作成時や授業を行うときのための、より実践的な著作権の考え方につ…

日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議4 ――登録日本語教員になるためのルート

文化庁で2022年5月31日から月1回程度のペースで開催されている「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議」は、日本語教師の国家資格の法制化に向けた詳細を検討する有識者会議です。2020年~2021年に「日本語教師の資格に関する調査研究協力…

情報発信のWEBサイト「地域日本語どっとねっと」始動

地域日本語教育に関連した情報を一元化して届けたい……その共通の思いからアルク、凡人社、NPO多文化共生プロジェクトの3者で協力して立ち上げたのがWEBサイト「地域日本語どっとねっと」です。この記事では「地域日本語どっとねっと」についてご紹介します…

アルクの解答速報は10月31日(月)15時公開予定!

2022年10月23日(日)の令和4年度の日本語教育能力検定試験が直前に迫ってきました。SNSでは受験される皆さんのお手元に受験票が届いている様子が、続々とアップされています。アルクでは毎年恒例の解答速報を今年も実施します。公開日時は2022年10月31日(…

日本語教育能力検定試験対策 「新出題範囲」記事まとめ

日本語教育能力検定試験の試験日が目前に迫ってきました。日本語ジャーナルでは、令和4年度からの新出題範囲について、解説記事を連載してきましたが、それらを一括でチェックできるようにまとめました。新しい出題範囲については不安なことも多いと思いま…

ちょっとした工夫が効く!初級日本語テキストの使い方③ -応用練習で、教室を外の世界に少しだけ近づける

書店の日本語教育コーナーに行けばたくさん並んでいる初級日本語総合テキスト。このシリーズでは日本で働き、生活する人のための初級日本語テキスト『アクセス日本語』(アルク)を例に、毎日の授業で活かせる小さな工夫をまとめています。最終回の今回は「…

日本語教師をゆるやかに、やさしくつなぎたい――特定非営利活動法人YYJ・ゆるくてやさしい日本語のなかまたち

「特定非営利活動法人YYJ・ゆるくてやさしい日本語のなかまたち」は、毎週のように開催されるオンラインイベントなどを通して日本語教師を支援し、教師同士や教師と市民をつなぐ活動を行っています。2022年11月で設立3周年を迎えるこの機に、大隅紀子さん(…

多文化共生のまちづくりに関わる人を増やしていくために

地方自治体を中心にした地域日本語教育の体制整備が進められる中、担当する自治体職員の取り組みが事業全体に大きな影響を与えるようになりました。そこで、2020年度より日本語教室の運営に携わり、現在、様々な機会にその取り組みの紹介を依頼される福岡県…

日本語教育能力検定試験の“新”出題範囲対策5~言語

令和4年度日本語教育能力検定試験は2022年10月23日(日)に行われます。試験本番まで残すところ約1カ月となりました。受験される皆さんは、準備は順調に進んでいますか? ここでは令和4年度の日本語教育能力検定試験の出題範囲に新しく追加された項目を中…

すべての子どもたちに学ぶ歓びを~ムンド・デ・アレグリア校長 松本雅美さん

日本に住む外国ルーツの子どもたちの中には、日本の小中高校に通わず、ブラジル人学校やインド人学校など、外国人学校と呼ばれる学校に通う子もいます。しかし、外国人学校の実態は私たち日本語教師にもあまり知られていないのではないでしょうか。今回、200…

2022年9月・10月 日本語教師のためのセミナー情報

まだセミの鳴き声は聞こえてきますが、本格的な暑さは去り、過ごしやすくなってきました。各地の日本語教育機関にも学習者達が戻ってきて活気づいているかと思います。今回は、秋も深まる季節に開催される日本語教師のためのセミナーをご紹介します。

日本語教育能力検定試験「記述式問題」を攻略!

10月の日本語教育能力検定試験まであと少しとなりました。「記述式問題」は試験Ⅲの最後にある問題です。記述式問題で高得点を取るための解答のコツを知りたい、またどのように準備しておいたらいいのか知りたい、という方のために、今回は記述式問題の解答法…

日本語教育能力検定試験の“新”出題範囲対策4~言語と教育

令和4年度日本語教育能力検定試験は2022年10月23日(日)に行われます。試験本番まで残すところ1カ月程度となりました。受験される皆さんは、準備は順調に進んでいますか? ここでは令和4年度の日本語教育能力検定試験の出題範囲に新しく追加された項目を…

日本語教師のためのよくわかる著作権 第2回 気を付けよう、著作権

授業のための教材を作っていると「著作権に触れていないのかな?」「どこまで使ってもいいのかな?」と悩むことがありますよね。「著作権オタク」を自認する我妻潤子さんのコラムシリーズ第2回は、著作権について誤解しがちなポイントについてご紹介いただき…

新出題範囲準拠『日本語教育能力検定試験 対策問題集』発売!

毎年10月に実施されている日本語教育能力検定試験(以下、検定試験)は、今年令和4年度(2022年)より新出題範囲による試験が始まります。それを前に、アルクから新出題範囲に準拠した『日本語教育能力検定試験 対策問題集』が8月30日発売となりました。合…

日本語教師のための 今さら聞けない流行語2022ー略語(とりま、ノンデリ)ー

日本語教師にわからない日本語なんて……ある! この記事では、NJ編集者(妙齢)が「よく見るけど実はよくわかっていない」「今さら誰かに聞けない」流行語にあらためて向かい合ってみたいと思います。流行語=言葉の乱れ……などと思わず、日本語の奥深さや面白…

日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議3

文化庁で2022年5月31日から月1回程度のペースで開催されている「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議(( 「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議」 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kondankaito/nihongo_ky…

日本語教師プロファイル白崎佐夜子さん―「まわり道」と思われても、自分の将来のために

留学生だけでなくビジネスパーソンにも教えてみたいと思う日本語教師の方も多いのではないでしょうか。今回の「日本語教師プロファイル」では、キャリアの初めからビジネスパーソンや、その家族に日本語を教えてこられた白崎佐夜子さんをご紹介します。現在…

2022年9月 日本語教師のためのセミナー情報

今年も厳しい暑さが続きますね。そんな中でも多数のセミナーが開催予定です。今後の自分の未来像を明確にするために。新学期からの授業に向けて、少しでもブラッシュアップしたい。はたまた検定合格を目指したい。などご自身に合った目的のものを受講してみ…

地域日本語教育のこれからを読む

2022年6月7日、「経済財政運営と改革の基本方針2022」(以下、「骨太の方針2022」)が閣議決定されました。その第3章では、「外国人材の受入れ・共生」という項目が立てられ、外国人との共生社会の実現に向けた取り組みとして、地域における日本語教育の体制…

日本語教育能力検定試験の“新”出題範囲対策3~言語と心理

令和4年度日本語教育能力検定試験は2022年10月23日(日)に行われます。出願期間は2022年8月1日(月)まで(当日消印有効)でした。受験される皆さんは、出願は無事済ませましたか? 出願してしまえば、後は本番までひたすら頑張るだけです。ここでは令和…

日本語教師のためのよくわかる著作権 第1回 著作権ってなぁに?

「著作権」と聞くと、気になるワードではあるけれど「なんだか難しくてよくわからない」と、ちょっとかまえてしまっている日本語教師の皆さんも多いのでは?日々、著作権関連の実務に携わり、日本語教師向けの著作権セミナーも積極的に行っている我妻潤子さ…

日本語教師のための 今さら聞けない流行語2022 -バブみとオッパみ-

「先生、質問があります」日本語教師にとってはドキッとする言葉ですよね。ネット、学校、バイト先……学習者はいろいろなところでいろいろな日本語を拾ってきますが、質問されても「なにそれ?」な言葉もたくさんあります。この記事では、「よく見るけど使い…

もしもJLPT対策で文法を教えることになったら②

日本語能力試験対策授業の経験が浅い方に向けてのコラム第2弾です。前回は、まず日本語能力試験(JLPT)というものが、どんな特徴を持っているのか、求められているのは何かについて説明しました。JLPTの目的は「課題遂行のための言語コミュニケーション能力…

日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議2 ――どうなる日本語教師の国家資格

文化庁で2022年5月31日および6月30日に開催された「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議((「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議」 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kondankaito/nihongo_kyoin/93710001.…

日本語教師プロファイル下郡麻子さん―学習者と対峙するのではなく寄り添う存在でいたい

今回の「日本語教師プロファイル」にご登場いただくのは、歌う日本語教師として知られるヴィヴィアン先生こと、下郡麻子さんです。日本語を教える際に大事にしている姿勢や、歌を通して日本語を伝える授業、これからやって行きたいこと、そしてずっと続けて…

2022年7-8月 日本語教師のためのセミナー情報

雨の多い日が続きますが、それでも7月ということで、いよいよ夏本番。日本での夏を初めて迎える学習者の中には湿気にやられてしまっている方もいるかもしれません。そんな今年の夏ですが、日本語教育機関が夏休みの間に先生方に参加してもらおうと多数のセ…

ちょっとした工夫が効く!初級日本語テキストの使い方② -残り数分でもう1回!ドリル練習のアレンジ-

「文型導入⇒基本練習⇒応用練習」と進める初級日本語クラスの授業。形通りやるのが鉄則と思われがちな基本練習もちょっとした工夫で変化をつけることができます。前回に引き続き、日本で働く人、生活する人のための初級日本語テキスト『アクセス日本語』(ア…

日本語教育能力検定試験の“新”出題範囲対策2~言語と社会

令和4年度日本語教育能力検定試験は2022年10月23日(日)に行われます。2022年7月4日(月)から出願受付も始まりました。出願期間は2022年8月1日(月)まで(当日消印有効)です。受験される方は早めに出願を済ませましょう。ここでは令和4年度の日本…

『入門・やさしい日本語』-専門性を生かすのは教室の中だけではない。日本語教師が活躍できる多文化共生社会へ

駅、役所、図書館、病院など住民のための施設では、多言語によるサービスや、漢字にフリガナをつけたり、難しい言葉を分かりやすく言い換えたりする「やさしい日本語」での対応が増えてきました。『入門・やさしい日本語』(アスク出版)の著者であり、早く…

1文から始める読解 『必ずできる!初級「読解」入門』発売!

必ずできる!シリーズ(以下、「かなでき」)は、JLPT(日本語能力試験)の読解対策問題集として、すでにN3、N2が発売されており、使った先生からは非常に好評をいただいています。学習者が『必ず間違える!』ところを押さえている」、「1日15分ほどで…

日本語教師プロファイル西隈俊哉さん―日本語教育は楽しい!と思ってほしい

今回の日本語教師プロファイルでは愛知県在住の「くまーる先生」こと西隈俊哉さんにお話を伺いました。西隈さんは大学時代から一貫して日本語教育の道を進み、現在は日本語を教えるだけでなく教師養成、著作、講演、そして一般社団法人「日本語フロンティア…

もしもJLPT対策で文法を教えることになったら①

日本語学習者の日本語能力を認定する試験として一番よく知られているのが日本語能力試験(略称JLPT)です。学習者が自分の日本語能力を確認するだけでなく、例えば受験資格N2以上等、大学、専門学校の受験や、企業への就職の際の条件としても利用されます。…

日本語教師のための 今さら聞けない流行語2022

「先生、質問があります」……日本語教師にとってはドキッとする言葉ですよね。ネット、学校、バイト先……学習者はいろいろなところでいろいろな日本語を拾ってきますが、質問されても「なにそれ?」な言葉もたくさんあります。この記事では、「よく見るけど使…