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日本語ジャーナル:日本語を「知る」「教える」

YouTubeから生まれた日本語教材『Casual Nihongo / カジュアル日本語』出版しました

昨年、「50カ国・地域の日本語学習者に発信するYouTuberあっきーさんの活動」の記事でご紹介した、日本語教師YouTuberのあっきーさん。前回の記事掲載がご縁で、この度、アルクから『Casual Nihongo / カジュアル日本語』という新刊を出版しました。あっきー…

イスラム教徒が「自分らしく」生活するために―地域日本語教室の目標を考える

イスラム教徒が日本で「自分らしく」生活しようとするとき、文化や宗教などの違いから様々な困難が生じます。イスラム教徒が日本の生活においても「自分らしく」ふるまえることを支えるため、という視点から日本語を教えることを考えたとき、教室活動の目標…

NAFLを通学制養成講座のテキストとして活用する

2019年4月に日本語講師養成講座を開講し、同年10月に第1期の修了生を日本語教師として送り出した三幸日本語教師養成カレッジ。カリキュラムの総時間数は480時間と、都内近郊の養成講座の中では突出して多く、理論、実習とも、手厚く充実した指導が行われて…

リーチマイケル選手の日本語が生んだ、ワンチームとしての多文化共生

ラグビーワールドカップ日本大会における日本代表選手たちの活躍は目覚ましく、史上初のベスト8に進み、チームのスローガンである「ONE TEAM」はその年の流行語大賞にも選ばれました。日本全体がまさに一つになった大会でしたが、実はその過程には、海外出…

緊急リポート―全校でオンライン授業を実施。新宿日本語学校の場合

日本国内で新型コロナウィルスの感染が広がり、小中高校は一斉休校となりましたが、外国人留学生が学ぶ日本語学校でも多くの学校が休校や時差通学の措置を取りました。そんな中、東京都新宿区高田馬場にある学校法人江副学園新宿日本語学校では、学生を登校…

公教育で学びのセーフティネットを―夜間中学松戸市立第一中学校みらい分校の挑戦

戦後の混乱期に誕生し、義務教育を終えることができなかった方のための学びの場であった夜間中学。それが最近では、日本に暮らす外国籍の方たちが日本語や教科を学ぶ場にもなっていることをご存知ですか。国は義務教育未修了者だけでなく、不登校の生徒の学…

申し込みから熾烈な特定技能試験―ミャンマーの日本語教室から

2019年から始まった特定技能制度。アジア各地で技能試験と日本語基礎テストが行われていますが、ミャンマーでもいよいよ3月に介護分野と外食分野の技能試験と日本語基礎テストが行われることになりました(「介護の特定技能試験が始まる! ミャンマーの日本…

ベトナム人介護職員に聞くー日本語、仕事、将来の夢

人出不足の介護現場では、外国人職員が活躍しているところが少なくありません。山梨県甲州市にある社会福祉法人光風会は10年以上前から積極的に外国人人材を受け入れています。実はアルクでは現在、介護の日本語を学ぶ教材を開発していて、光風会にはさまざ…

編集部お勧め! 初日の授業の前に読んでおきたい5冊

どんな日本語教師でも、クラスの最初の授業は緊張するものです。どんな学習者だろう? うまく導入できるかな? 難しい質問をされたらどうしよう? そんな不安をお持ちのあなたのために、編集部が初日の授業に臨む前に読んでおいたほうがいいと思う5冊の本を…

日本語能力試験に学習者を合格させるための「読解」攻略法

日本語を母語としない人を対象に、日本を含め世界86カ国・地域(2018年)で行われている試験が日本語能力試験(Japanese-Language Proficiency Test、以下JLPT)です。日本語学習者の日本語能力を測る最大規模の試験として、年々受験者が増えています。皆さ…

日本語教師になろう!―ビジネスパーソンに教えるために必要なことは?

一口に日本語学習者と言っても、日本語学校、専門学校、大学の留学生もいれば、企業の外国人社員もいます。つまり日本語教師が教える相手はさまざま。日本語教師を目指す方の中には、自分の社会経験を活かしてビジネスパーソンに教えたいと考える方もいるで…

介護の特定技能試験が始まる! ミャンマーの日本語教室から

日本の国内産業の人手不足を背景に2019年から始まった特定技能制度。海外ではこれまでにフィリピン、インドネシア、カンボジア、ネパールなどで技能試験と日本語基礎テストが行われてきましたが、いよいよミャンマーでも2020年3月から介護分野の技能試験と…

6大学14人の留学生が熱く語った「日本での経験」

日本で学ぶ諸外国からの留学生たち。異文化の中で様々な経験を重ねる中で、どのように考え、学んでいるのでしょうか。そうした日頃の学びの成果を発揮し、大学の枠を超えた国際的な文化交流を図ることを目的として、2019年12月8日(日)、上智大学キャンパス…

編集部お勧め! 3月に行きたい全国日本語教育関連イベント6選

3月に全国各地で行われる日本語教育関連のイベントをご紹介します。(NJ編集部) この春から日本語教師の勉強を始める人、日本語を教え始める人もたくさんいらっしゃると思います。春には全国で日本語教育関連のイベントがたくさん開かれますので、興味があ…

日本で英語教師をしていた僕が、オーストラリアで日本語教師になって思ったこと

昨年6月に渡豪、7月からは8〜12年生(中学2年生〜高校3年生)までの授業を担当していた黒沢 毅先生。日本では公立高校の英語教員をされていました。オーストラリアの中高生に英語で日本語を、しかもひとりで教えることの難しさを痛感されながらも、日々教え…

日本人が日本語教育文法を身につけるのは大仕事

日本語教師であれば避けて通れないのが「文法」です。日本語教師が文法をきちんと理解していないと日本語の授業は成り立ちませんし、学習者からの質問にも的確に答えられません。日本語教育における文法の大切さについて、日本語教師にとって必要な文法項目…

日本語教師になろう!―ベールに包まれた日本語学校での生活とは

今、注目の仕事、日本語教師。養成講座を終えたり、日本語教育能力検定試験に合格したのち、日本語学校で教えることになったら、どんな生活が待っているのでしょうか。日本語教師の「たまご先生」(現在養成講座、通信講座で勉強中の方や、教え始めて間もな…

外国人が感じる、日本のこれってびっくり!すごい!ちょっと面倒?

留学や海外旅行などで日本以外の国へ行くと、ちょっとびっくりしたり感心したりする、その国の文化に出会いますよね。それは日本へ来る外国人も同じこと。日本で働くスウェーデン人、日本に留学、就労経験のあるイタリア人、そしてフィリピン、マレーシア、…

外国人日本語学習者が感じる、日本語の不思議

外国人にとって日本語はとても難しい言語です。英語とは文法が全く違いますし、言葉の意味を理解しても、使い方によって全く違った意味になったりします。フィリピン出身で日本の大学に留学中、日本語学習歴3年のアルダさんが、日本語の使い方の難しいとこ…

学習者の表現を広げる・深める教師力

まだ日本語がほとんど話せない外国人と日本語でコミュニケーションを取るとき、どうすれば彼らの思いや考えをきちんと「聞く」ことができるのか。学習者が思いを伝えられるようになることを目的とし、そこからスタートする教室活動とは。福岡市で行った行政…

日本語教師になろう!―日本語学校への「就活」は「婚活」と同じ

外国人に日本語を教える日本語教師という仕事に益々関心が高まっている昨今。しかし、どのような場所で教え、どのような働き方があるのか、その実情については案外知られていないのではないでしょうか。ここでは日本語教師の「たまご先生」(養成講座、通信…

介護・看護の日本語教育の現状と課題

先日、編集部に1冊の本が送られてきました。書名は『介護と看護のための日本語教育実践:現場の窓から』(ミネルヴァ書房)。350ページを超える大著で、介護・看護分野の日本語教育の全体像が分かりやすくまとまっていました。本書をまとめられた神村初美先…

教師採用で見るのは、自ら学ぶ姿勢と学習者との信頼関係構築力

日本語教育能力検定試験の結果が発表になり、これからいよいよ日本語を教え始めるという方も多いと思います。また、教える場として日本語学校を選ばれる方も多いと思います。日本語学校に採用してもらいたいと思った場合、採用時に採用側は応募者のどのよう…

オーストラリア人高校生が体験した、日本での高校生活と日本文化

2019年6月に渡豪し、8年生から12年生(中学2年生から高校3年生)の日本語クラスを担当する黒沢 毅先生。日本では公立高校の英語教員をされていたので、英語で日本語を教えることの難しさを痛感されつつ、日々喜びと充実感も味わっておられます。そんな黒沢先…

初チャレンジで日本語教育能力検定試験に合格するまでの6カ月を振り返る

日本語教育能力検定試験の合格者の72%は1回目の受験で合格しています(2019年度日本語教育能力検定試験「応募者・全科目受験者の状況」)。春から本格的に勉強を始め、6カ月という短い期間で、初チャレンジで見事検定試験に合格したエイミーさん(仮名)…

特定技能制度の日本語教育を支える国際交流基金日本語国際センターの教師研修

2019年4月に新設された在留資格「特定技能」は、人手不足が激しい業種に絞って外国人を受け入れるものです。日本政府は5年間で最大35万人という高い受け入れ数値を試算しており、今後この分野での日本語教育が重要になってきます。送り出し国で行われる日本…

2020年の日本語教育界を展望する

2020年は日本語教育界にとって大変重要な年になります。日本語教師の資格化や日本語教育の推進に関する国の基本方針については、上期中にその方向性がまとまります。年々増加する在日外国人はさらなる増加が見込まれ、夏には東京オリンピック・パラリンピッ…

講師のアドバイスをメモしたレジュメファイルが武器に。― 日本語教育能力検定合格者のスクール活用術

合格率約2割の狭き門をいかに効率良く、確実に突破するか。 日本語教育能力検定試験対策の有効な方法の一つとして、スクールの活用が挙げられます。 ここでは、日本語教師養成講座で学び、見事一発で検定合格を果たした合格者に その学習法を紹介してもらい…

人生100年。定年のない日本語教師という仕事

人生100年時代。人間の寿命はますます長くなり、先進国では2007年生まれの2人に1人が100歳まで生きるともいわれています。これから人生設計を考えた時に、いつまでもやりがいを持って、生き生きと働きたいと思う人は多いでしょう。ここでは、70歳を過ぎた…

フォローして役立つ!「アルク 日本語教育」Facebookページ

アルク日本語事業部が発信している「アルク 日本語教育」Facebookページをご存知ですか。日本語教育の情報収集にきっと役立つ「アルク 日本語教育」Facebookページをご紹介します。(編集部) どんな記事をあげている?「アルク 日本語教育」Facebookページ …

出入国在留管理庁にあれこれ聞いてみました

先日、法務省・出入国在留管理庁から2019年6月末現在の在留外国人数が発表されました。人数は282万9416人で、前年末(半年前)に比べて9万8323人(3.6%)増加し、過去最高となりました。その内容をご紹介しながら、数字を見ながら浮かんできた疑問につい…

プロの日本語教師を応援し、日本語教育の世界にペイフォワードしたい

フリーランスで日本語を教える日本語教師のパイオニア小山暁子さんは、30年に渡りフリーランスとして多くのビジネスパーソンに教えてこられました。今回は、日本語教育界への恩返しとして主宰する日本語教師対象のセミナー『サタラボ』についてお話をうかが…

日本語教育能力検定試験の受験者が過去最高を記録

令和元年度(2019年10月実施)日本語教育能力検定試験の結果が発表されました。それによれば、応募者数・受験者数・合格者数はいずれも過去最高を記録し、日本語教師を目指す人が大きく増えていることが分かりました。合わせて、令和2年度(2020年10月実施…

福岡・元岡公民館にユニークな日本語教室が立ち上がるまで

2019年11月、福岡・元岡公民館に学習者と日本語ボランティアが集まり、楽しいポットラック(持ち寄り)パーティーが行われました。日本料理の作り方をやさしい日本語で説明するボランティア、お国の自慢料理を習った日本語で一生懸命に説明する留学生。皆で…

解答速報アンケートから分かった検定受験者の苦手分野と克服法

アルクでは毎年、10月に行われる日本語教育能力検定試験日の翌日にアルク作成の解答を公開し、多くの受験者の皆様にご活用いただいています。この解答を見るためには事前に簡単なアンケートに答えていただくのですが、その結果を分析すると、多くの受験者が…

選んだ文字は「高足蟹」。オーストラリアの高校生

今年3月まで公立高校の英語教員をされていた黒沢 毅先生。6月上旬に着任し、7月中旬から始まった3学期からは8年生から12年生(中学2年生から高校3年生)までの授業を単独で指導されています。今回は、主に11年生と12年生のことについてです。日本語を学…

できあがる文が違う-「学習者の伝えたいこと」からスタートする文型導入とは

文型を導入し、教室活動を行うとき、「学習者の存在」はどう位置づけるかを考えたことがありますか。新しい文型を導入して繰り返し練習をする中では、学習者の「伝えたいこと」は軽視されがちではないでしょうか。学習者が思いを伝えられるようになることを…

NTTドコモのAI 日本語教材開発をアルクがバックアップ

今やAIはわれわれの生活のさまざまな分野で活用されています。そしてその波は語学教育そして日本語教育にも押し寄せています。現在、アルクが協力し、NTTドコモが開発を行っているAI 日本語教材について、プロデューサーの小栗伸さん(NTTドコモソリューショ…

「今年の漢字」を予測してみる

今や年末の風物詩ともなった「今年の漢字」。今年は12月12日(木)に、京都・清水寺において発表されます。「今年もいろいろなことがあったなー」「1年が過ぎるのは早いなー」などと毎年同じような感傷に浸るだけではもったいない。ということで、皆さんと…

日本語教師は「サービス業」。クライアントの欲しいものを最短で提供する

今回お話をうかがった小山暁子さんは、契約する企業や大使館、ホテルのラウンジ、カフェなどで、主にビジネスパーソンに教えているフリーランス日本語教師のパイオニアです。フリーランスの日本語教師として、学校に属さずに教える方法についてお話しいただ…

「フィードバック」を見つめ直し、学習者の表現を広げよう

学習者が規範的な使用からずれた日本語を使ったとき、それは「誤用」と呼ばれます。教師はそれを正すためのフィードバックを行います。しかしフィードバックの方法によっては、学習者は「正しい表現でなければ表現してはいけない」と考えてしまい、自分の伝…

自己主張が強めなオーストラリアの中学生に鍛えられる日々

今年6月上旬に着任し、7月中旬からは8年生から12年生(中学2年生から高校3年生)までの授業を単独で指導している黒沢 毅先生は、3月まで公立高校の英語教員でした。英語で日本語を教えることの難しさ、そしてオーストラリアの中高生をひとりで教えること…

おにぎりを食べながら旅行談義に花を咲かす台湾の日本語学習者

親日家が多いことで有名な台湾は、世界有数の日本語教育の盛んなところです。台湾の大学のコミュニティカレッジで、社会人向けに日々楽しく日本語を教える澤田尚美さんを通して、台湾人の日本語学習ニーズや日本観、台湾で日本語を教える際に必要な資質・能…

不就学をゼロに~外国人の子供たちの課題に取り組む浜松市

9月下旬、文部科学省(以下、文科省)は外国人の子供の就学状況について初めて全国調査の結果を発表しました。その数字は衝撃的なもので、実に1.9万人もの義務教育相当年齢の外国籍児が不就学である可能性があることがわかりました。多くの子供たちが学校に…

「日本語教師の資格化」についてパブリックコメント募集

以前にご紹介した「日本語教師の資格化」の動きについて、文化庁が「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」を取りまとめ、広く国民からの意見募集を始めました。募集期間は令和元年11月13日(水)~12月13日(金)までの1カ月間。ぜひ、皆さんもどんど…

「何かのために」があってもなくても、日本語を学びたい!学習者の元へ

日本語学習の多くが、仕事で使うから、検定試験のため、履歴書に書けるから、将来日本に行きたいからなど「何かのために」勉強をしています。しかし、実はそうではなく、語学が好きだから、好奇心があるからなどの理由で長い間学んでいる学習者もいます。今…

学習者のことばを生むのは教師の「聞く力」

学習者には伝えたいことがあります。しかし、多くの教室活動は、教師の教えたいことを中心に進みます。前回のコラムでは、学習者の伝えたいことを中心に教室活動を進めるための、問いかけの重要性について考えました。本コラムは、教師が問いかけを行った後…

日本語を学ぶ学習者に日本語について色々と質問してみました!

なぜ、数ある外国語の中から日本語を選んで学ぼうと思ったのでしょうか。そしてどんな勉強法で学んでいるのでしょう。日本在住経験のあるイタリア、スウェーデン、フィリピン、モンゴル、インドネシア、ベトナム、そしてマレーシア出身の人に日本語学習につ…

自ら立ち上げた日本語教室で学習者に笑顔を

現在、日本在留の外国人は280万人以上(法務省統計)。その中には留学生ではない、いわゆる生活者、児童、生徒も含まれており、そうした方たちの日本語学習は、多くの場合、日本語ボランティアによって支えられています。今回は、ボランティア養成講座終了後…

「日本語教師」とは?なる方法は?仕事の内容や資格のこと、勉強法をまとめました。

みなさんは「日本語教師」ってどんな仕事かご存じでしょうか?いざ聞かれてみると、どんな職業かわからないなという方も多いのではないでしょうか?ここでは、日本語教師について、仕事の内容、年収や将来性、必要な資格の有無などについてざっくりとご説明…