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日本語ジャーナル:日本語を「知る」「教える」

学習者の表現を広げる・深める教師力

まだ日本語がほとんど話せない外国人と日本語でコミュニケーションを取るとき、どうすれば彼らの思いや考えをきちんと「聞く」ことができるのか。学習者が思いを伝えられるようになることを目的とし、そこからスタートする教室活動とは。福岡市で行った行政…

日本語教師になろう!―日本語学校への「就活」は「婚活」と同じ

外国人に日本語を教える日本語教師という仕事に益々関心が高まっている昨今。しかし、どのような場所で教え、どのような働き方があるのか、その実情については案外知られていないのではないでしょうか。ここでは日本語教師の「たまご先生」(養成講座、通信…

介護・看護の日本語教育の現状と課題

先日、編集部に1冊の本が送られてきました。書名は『介護と看護のための日本語教育実践:現場の窓から』(ミネルヴァ書房)。350ページを超える大著で、介護・看護分野の日本語教育の全体像が分かりやすくまとまっていました。本書をまとめられた神村初美先…

教師採用で見るのは、自ら学ぶ姿勢と学習者との信頼関係構築力

日本語教育能力検定試験の結果が発表になり、これからいよいよ日本語を教え始めるという方も多いと思います。また、教える場として日本語学校を選ばれる方も多いと思います。日本語学校に採用してもらいたいと思った場合、採用時に採用側は応募者のどのよう…

オーストラリア人高校生が体験した、日本での高校生活と日本文化

2019年6月に渡豪し、8年生から12年生(中学2年生から高校3年生)の日本語クラスを担当する黒沢 毅先生。日本では公立高校の英語教員をされていたので、英語で日本語を教えることの難しさを痛感されつつ、日々喜びと充実感も味わっておられます。そんな黒沢先…

初チャレンジで日本語教育能力検定試験に合格するまでの6カ月を振り返る

日本語教育能力検定試験の合格者の72%は1回目の受験で合格しています(2019年度日本語教育能力検定試験「応募者・全科目受験者の状況」)。春から本格的に勉強を始め、6カ月という短い期間で、初チャレンジで見事検定試験に合格したエイミーさん(仮名)…

特定技能制度の日本語教育を支える国際交流基金日本語国際センターの教師研修

2019年4月に新設された在留資格「特定技能」は、人手不足が激しい業種に絞って外国人を受け入れるものです。日本政府は5年間で最大35万人という高い受け入れ数値を試算しており、今後この分野での日本語教育が重要になってきます。送り出し国で行われる日本…

2020年の日本語教育界を展望する

2020年は日本語教育界にとって大変重要な年になります。日本語教師の資格化や日本語教育の推進に関する国の基本方針については、上期中にその方向性がまとまります。年々増加する在日外国人はさらなる増加が見込まれ、夏には東京オリンピック・パラリンピッ…

講師のアドバイスをメモしたレジュメファイルが武器に。― 日本語教育能力検定合格者のスクール活用術

合格率約2割の狭き門をいかに効率良く、確実に突破するか。 日本語教育能力検定試験対策の有効な方法の一つとして、スクールの活用が挙げられます。 ここでは、日本語教師養成講座で学び、見事一発で検定合格を果たした合格者に その学習法を紹介してもらい…

人生100年。定年のない日本語教師という仕事

人生100年時代。人間の寿命はますます長くなり、先進国では2007年生まれの2人に1人が100歳まで生きるともいわれています。これから人生設計を考えた時に、いつまでもやりがいを持って、生き生きと働きたいと思う人は多いでしょう。ここでは、70歳を過ぎた…

フォローして役立つ!「アルク 日本語教育」Facebookページ

アルク日本語事業部が発信している「アルク 日本語教育」Facebookページをご存知ですか。日本語教育の情報収集にきっと役立つ「アルク 日本語教育」Facebookページをご紹介します。(編集部) どんな記事をあげている?「アルク 日本語教育」Facebookページ …

出入国在留管理庁にあれこれ聞いてみました

先日、法務省・出入国在留管理庁から2019年6月末現在の在留外国人数が発表されました。人数は282万9416人で、前年末(半年前)に比べて9万8323人(3.6%)増加し、過去最高となりました。その内容をご紹介しながら、数字を見ながら浮かんできた疑問につい…

プロの日本語教師を応援し、日本語教育の世界にペイフォワードしたい

フリーランスで日本語を教える日本語教師のパイオニア小山暁子さんは、30年に渡りフリーランスとして多くのビジネスパーソンに教えてこられました。今回は、日本語教育界への恩返しとして主宰する日本語教師対象のセミナー『サタラボ』についてお話をうかが…

日本語教育能力検定試験の受験者が過去最高を記録

令和元年度(2019年10月実施)日本語教育能力検定試験の結果が発表されました。それによれば、応募者数・受験者数・合格者数はいずれも過去最高を記録し、日本語教師を目指す人が大きく増えていることが分かりました。合わせて、令和2年度(2020年10月実施…

福岡・元岡公民館にユニークな日本語教室が立ち上がるまで

2019年11月、福岡・元岡公民館に学習者と日本語ボランティアが集まり、楽しいポットラック(持ち寄り)パーティーが行われました。日本料理の作り方をやさしい日本語で説明するボランティア、お国の自慢料理を習った日本語で一生懸命に説明する留学生。皆で…

解答速報アンケートから分かった検定受験者の苦手分野と克服法

アルクでは毎年、10月に行われる日本語教育能力検定試験日の翌日にアルク作成の解答を公開し、多くの受験者の皆様にご活用いただいています。この解答を見るためには事前に簡単なアンケートに答えていただくのですが、その結果を分析すると、多くの受験者が…

選んだ文字は「高足蟹」。オーストラリアの高校生

今年3月まで公立高校の英語教員をされていた黒沢 毅先生。6月上旬に着任し、7月中旬から始まった3学期からは8年生から12年生(中学2年生から高校3年生)までの授業を単独で指導されています。今回は、主に11年生と12年生のことについてです。日本語を学…

できあがる文が違う-「学習者の伝えたいこと」からスタートする文型導入とは

文型を導入し、教室活動を行うとき、「学習者の存在」はどう位置づけるかを考えたことがありますか。新しい文型を導入して繰り返し練習をする中では、学習者の「伝えたいこと」は軽視されがちではないでしょうか。学習者が思いを伝えられるようになることを…

NTTドコモのAI 日本語教材開発をアルクがバックアップ

今やAIはわれわれの生活のさまざまな分野で活用されています。そしてその波は語学教育そして日本語教育にも押し寄せています。現在、アルクが協力し、NTTドコモが開発を行っているAI 日本語教材について、プロデューサーの小栗伸さん(NTTドコモソリューショ…

「今年の漢字」を予測してみる

今や年末の風物詩ともなった「今年の漢字」。今年は12月12日(木)に、京都・清水寺において発表されます。「今年もいろいろなことがあったなー」「1年が過ぎるのは早いなー」などと毎年同じような感傷に浸るだけではもったいない。ということで、皆さんと…

日本語教師は「サービス業」。クライアントの欲しいものを最短で提供する

今回お話をうかがった小山暁子さんは、契約する企業や大使館、ホテルのラウンジ、カフェなどで、主にビジネスパーソンに教えているフリーランス日本語教師のパイオニアです。フリーランスの日本語教師として、学校に属さずに教える方法についてお話しいただ…

「フィードバック」を見つめ直し、学習者の表現を広げよう

学習者が規範的な使用からずれた日本語を使ったとき、それは「誤用」と呼ばれます。教師はそれを正すためのフィードバックを行います。しかしフィードバックの方法によっては、学習者は「正しい表現でなければ表現してはいけない」と考えてしまい、自分の伝…

自己主張が強めなオーストラリアの中学生に鍛えられる日々

今年6月上旬に着任し、7月中旬からは8年生から12年生(中学2年生から高校3年生)までの授業を単独で指導している黒沢 毅先生は、3月まで公立高校の英語教員でした。英語で日本語を教えることの難しさ、そしてオーストラリアの中高生をひとりで教えること…

おにぎりを食べながら旅行談義に花を咲かす台湾の日本語学習者

親日家が多いことで有名な台湾は、世界有数の日本語教育の盛んなところです。台湾の大学のコミュニティカレッジで、社会人向けに日々楽しく日本語を教える澤田尚美さんを通して、台湾人の日本語学習ニーズや日本観、台湾で日本語を教える際に必要な資質・能…

不就学をゼロに~外国人の子供たちの課題に取り組む浜松市

9月下旬、文部科学省(以下、文科省)は外国人の子供の就学状況について初めて全国調査の結果を発表しました。その数字は衝撃的なもので、実に1.9万人もの義務教育相当年齢の外国籍児が不就学である可能性があることがわかりました。多くの子供たちが学校に…

「日本語教師の資格化」についてパブリックコメント募集

以前にご紹介した「日本語教師の資格化」の動きについて、文化庁が「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」を取りまとめ、広く国民からの意見募集を始めました。募集期間は令和元年11月13日(水)~12月13日(金)までの1カ月間。ぜひ、皆さんもどんど…

「何かのために」があってもなくても、日本語を学びたい!学習者の元へ

日本語学習の多くが、仕事で使うから、検定試験のため、履歴書に書けるから、将来日本に行きたいからなど「何かのために」勉強をしています。しかし、実はそうではなく、語学が好きだから、好奇心があるからなどの理由で長い間学んでいる学習者もいます。今…

学習者のことばを生むのは教師の「聞く力」

学習者には伝えたいことがあります。しかし、多くの教室活動は、教師の教えたいことを中心に進みます。前回のコラムでは、学習者の伝えたいことを中心に教室活動を進めるための、問いかけの重要性について考えました。本コラムは、教師が問いかけを行った後…

日本語を学ぶ学習者に日本語について色々と質問してみました!

なぜ、数ある外国語の中から日本語を選んで学ぼうと思ったのでしょうか。そしてどんな勉強法で学んでいるのでしょう。日本在住経験のあるイタリア、スウェーデン、フィリピン、モンゴル、インドネシア、ベトナム、そしてマレーシア出身の人に日本語学習につ…

自ら立ち上げた日本語教室で学習者に笑顔を

現在、日本在留の外国人は280万人以上(法務省統計)。その中には留学生ではない、いわゆる生活者、児童、生徒も含まれており、そうした方たちの日本語学習は、多くの場合、日本語ボランティアによって支えられています。今回は、ボランティア養成講座終了後…

「日本語教師」とは?なる方法は?仕事の内容や資格のこと、勉強法をまとめました。

みなさんは「日本語教師」ってどんな仕事かご存じでしょうか?いざ聞かれてみると、どんな職業かわからないなという方も多いのではないでしょうか?ここでは、日本語教師について、仕事の内容、年収や将来性、必要な資格の有無などについてざっくりとご説明…

月末には学校で飲み会?教師としての働きやすさ

勤務するオーストラリアのシャロームカレッジには、日本で行なっていたことを私の代わりに専門にやってくれるエキスパートがいます。その存在や勤務時間のおかげで、日本にいた時よりも、教師としての本来の本務である「教えること」により専念できる環境に…

学習者が表現したくなるかどうかは、教師の問いかけ次第

日本語教師は学習者に問いかけるとき、本当に知りたいと思うこと、学習者が自ら語りたくなることを問いかけているでしょうか。文法やことばが正しく使えているか、その確認のための質問をしていることが多くないでしょうか。本コラムでは、学習者が自分の思…

「憮然」「御の字」「砂をかむよう」の本来の意味は?~平成30年度国語に関する世論調査

文化庁から、平成30年度「国語に関する世論調査」の結果が発表になりました。さまざまな慣用句等について、今の日本人がどのように理解し、使っているか、興味深い調査結果が出ています。(NJ編集部) 「国語に関する世論調査」とは? 文化庁が日本人の国語…

今年もやります! 日本語教育能力検定試験解答速報

いよいよ10月27日(日)の日本語教育能力検定試験が直前に迫ってきました。受験される方は落ち着かない日々を過ごされているかもしれませんね。皆さんが実力を発揮され、見事合格されることを心から祈っています。さて、アルクでは毎年恒例の日本語教育能力…

日本語教育の楽しさを多くの人に伝えたい

JICA青年海外協力隊を通じてモンゴル、また留学先のイギリスで日本語を教えたご経験のある高嶋幸太さん。日本でも複数の大学で日本語教育に携わり、執筆活動や全国で講演・セミナー活動も行っています。そんな高嶋さんに日本語教育、日本語教師についてお話…

今年の秋は、島根で日本語教育の魅力にどっぷりと浸かる

日本語教師の最大規模の集まりの一つに公益社団法人日本語教育学会があります。「学会」というとちょっと敷居が高く感じられますが、多くの日本語教師が会員になっています。春と秋に行われる大会に参加すると、そのアットホーム雰囲気に驚かされます。今回…

副業あるいはパラレルキャリアのとしての日本語教師

政府の働き方改革を背景に社会的に副業への関心が高まっています。日本語教師の中にも、日本語を教えながら別の仕事を掛け持ちしている人がたくさんいます。日本語教師と別の仕事の「二足(以上)の草鞋」を履き、生き生きとした毎日を過ごしているお二人を…

日本とは違うオーストラリアの部活の概念

部活動についても、日本とオーストラリアではそのシステムや考え方が全く違っています。オーストラリアの高校での部活動についてご紹介します。 経験者でなくても指導者になる日本の部活動 日本の部活動については、まだまだ改善の余地がたくさんあるところ…

50カ国・地域の日本語学習者に発信するYouTuberあっきーさんの活動

YouTubeは世界中に約20億人の視聴者がいるといわれています。音楽、商品紹介、生活情報などさまざまなジャンルがありますが、大学受験、資格、語学などの教育系のコンテンツも充実しています。今回は、「三本塾」というチャンネルを運営する、日本語教師YouT…

アルクの日本語教育に関するセミナー・イベント

アルク日本語事業部より、日本語教育関連のセミナーやイベントをご紹介します。 詳細はリンク先のページでご確認ください。(最終更新:2019年11月29日) 多文化共生シンポジウム【大阪】 今まで以上に様々な国の人たちが関わって社会を創っていく日本にとっ…

速報:国際交流基金最新日本語教育機関調査~機関数、教師数、学習者数はいずれも増加

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、海外の各国・地域の日本語教育の現状について定期的に「海外日本語教育調査」を行い、発表しています。この度、その最新版(2018年度調査)がまとまりましたので、その結果を速報します。(新城宏治) 過去最…

韓国の日本語学習者のことが気になる

皆さんが日本語を教えているクラスの中に韓国出身の方はいらっしゃいますか? 韓国の日本語学習者にとって、またその学習者に日本語を教えている日本語教師にとって、ここ数カ月の日韓関係は大変心配な状況になっていると思います。でも、情報は正しく伝わっ…

外国人との会話―言いたいことに寄り添い、理解を伝える大切さとは

外国人が十分に日本語で表現できていないとき、聞き手は話し手が本当に言おうとすることを読み取ろうとし、その時点の理解を伝える必要があります。前回に引き続き、寄り添う聞き手としての振る舞いを、福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考えます。N…

アナタも言語学が好きになる? いま話題の言語学ドタバタラブコメディー

突然ですが、皆さんは言語学や音声学が好きですか? どちらかというと「苦手」という人が多いのではないでしょうか。そんなアナタに朗報です。読んでいるうちに言語学に興味が出てくる不思議な漫画が一部の日本語教育関係者の間で話題になっています。その名…

編集部お勧め! 10月に行きたい全国日本語教育関連イベント5選

10月に全国各地で行われる日本語教育関連のイベントをご紹介します。(NJ編集部) 10月は全国でいろいろな学会や研究会が開かれます。日本語教育関連のイベントもたくさんありますので、興味があるものがあれば、ぜひ日程を調整して参加してみてください。詳…

教師も生徒もWIN-WINで送れる学校生活

少しずつ慣れてきたオーストラリアでの日本語教師生活ですが、やはり働き方には大きな違いがあります。学校での一日の流れや日本の学校にはいない専門スタッフについてご紹介します。 まず、契約するにあたり、勤務時間はもちろんのこと、カソリック系の学校…

日本語教師の資格化で何が変わるの?

「日本語教師の資格化」について編集部にたくさん質問が届いています。皆さんが気になるところだと思いますので、編集部ができるだけ分かりやすくお答えします。(地球人K) Q:なぜ今、資格化なの? 日本語教師の資格化の話は最近よく耳にするようになりま…

外国人のことばを「繰り返す」ことで生まれるコミュニケーション

日本語がほとんど話せない外国人と日本語でやりとりをするとき、相手のことばを繰り返すことで、その人が言おうとしていることを引き出すことができます。前回に引き続き、寄り添う聞き手としての振る舞いを、福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考え…

受験者52人の調査データから見えてきた検定合格者の勝ちパターン

アルクの日本語教師養成プログラムを受講した方を対象としたアンケート結果(アルク教育総合研究所調べ)から、合格者と不合格者の学習時間の差や学習方法の違いをご紹介します。日本語教育能力検定試験に合格するために有効な学習時間や学習方法とはどのよ…