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日本語ジャーナル:日本語を「知る」「教える」

コラム

事態の収束を待ち、日本語、介護技術の学習を続ける──ミャンマーの日本語教室から

ミャンマーでも、新型コロナウイルスの感染拡大はなかなか収束しません。学校再開、国際旅客便着陸禁止の解禁などを待ちつつ、オンライン授業で日本語や介護技術などの学習を継続するヤンゴンの語学学校、アミクスグローバルミャンマー・ランゲージセンター…

日本語を話したい外国人と日本人高齢者をマッチング

ICTの進展に伴い、社会の中にこれまでになかったさまざまな新しいサービスが生まれています。今回ご紹介する「Sail(セイル)」もその一つです。これは、日本語を話したい外国人と日本人のシニア層・ミドル層をマッチングして、日本語でのおしゃべりを楽しん…

宮崎で地域社会の多文化共生に取り組むコーディネーター 

宮崎県小林市は人口43,451人、在住外国人数557人で、総人口に占める外国人の比率は1.28%です(2020年4月1日現在)。外国人の在留資格は技能実習が多く、国籍の第1位はベトナムです。その小林市が「小林市国際化・多文化共生推進計画」(以下、小林市多文化…

中国での日本語教育の発展を支えた、市民による国際交流 ― 長洲一二元神奈川県知事の民際外交 ―

国際交流基金が3年に一度実施している『海外日本語教育機関調査』の結果がこのほど発表され、世界142の国・地域で385万人もの人々が日本語を学習していることが公開されました。40年の間に学習者数は実に30倍に増加し、日本語や日本文化に親しむ人々は日本…

介護施設の採用面接で6人全員が内定を勝ち取る─ミャンマーの日本語教室から

ヤンゴンの語学学校、アミクスグローバルミャンマー・ランゲージセンター。特定技能クラスは介護など特定技能の所定の分野において日本で就職することを目指し、昨年から日本語などの学習を進めてきています。このたび在校生6人が日本の介護施設の採用面接を…

日本語ボランティアチューター制度で広がるコミュニケーションの輪

名古屋YMCA日本語学院では、「日本語ボランティアチューター」の制度を作り、活動を続けています。日本語ボランティアチューターとは、日本語を教えるというよりも、学習者と1対1でおしゃべりをし、学習者との関係を築いてもらうようなボランティアです。 今…

新型コロナ感染防止の準備を整えて学校再開を待つ ─ ミャンマーの日本語教室から

今年2月から特定技能クラスの様子をお伝えしているヤンゴンの語学学校、アミクスグローバルミャンマー・ランゲージセンター。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月半ばから学校閉鎖が続いていますが、いよいよ再開の日が近づいてきました。再開に向…

分け隔てなくともにー近代留学生教育と嘉納治五郎ー

NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』では、日本が初参加した1912年のストックホルムオリンピックから1964年の東京オリンピックまでの半世紀にわたる日本オリンピックムーブメントの歩みが色彩豊かに描かれました。主人公は日本マラソンの父と称…

休校中のオンライン授業で見えてきたこと─ミャンマーの日本語教室から

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月半ばに出された学校閉鎖の措置命令。このコラムでお伝えしてきているヤンゴンの日本語学校も休校していますが、その間もマンツーマンのオンライン授業などを組み込んで学習は続いています。休校期間中の様子を、…

フランスにおける日本語メディアの創設 -イリフネ出版創業者ベルナール・ベロー氏とマガジンハウス創業者清水達夫氏-

古くは19世紀欧州の“Japonisme”という日本ブームを牽引し、現在では300万人が訪れる日本文化イベントが開催されるなど、フランスは日本語や日本文化にとりわけ理解のある国とされています。 今回は、そのフランスにおいて長年日本語とフランス語による情報発…

異業種のプロに聞く!『ことばの壁を越える極意(ワザ)』 〜中国人材コーディネーター編〜

「もっと自然な日本語を話せるようになりたい」「限りなくネイティブに近づきたい」。学習者のそんな熱意に応えるべく、異業種のエキスパートから日本語教育でも応用できるワザを伝授してもらう新企画『ことばの壁を越える極意(ワザ)』。今回は、中国人材…

異業種のプロに聞く!『ことばの壁を越える極意(ワザ)』 〜英語・日本語 同時通訳編〜

「もっと自然な日本語を話せるようになりたい」「ネイティブに近づきたい」。学習者のそんな熱意に応えるべく、異業種のエキスパートから、日本語教育でも応用できるワザを伝授してもらう新企画『ことばの壁を越える極意(ワザ)』。トップバッターは、英語…

ロシアの日本理解に力を尽くした日本人漂流民ゴンザ - 露日辞典と300年にわたる教師リレー -

日本とロシアとの修好165周年を迎える今日、日露間では、政治経済から文化芸術まで幅広いチャンネルで交流が行われています。日本の外務省が2016年に実施した調査によると、ロシアでは日露関係が比較的友好状態にあると認識する人々の割合が約80%に上り、日…

日本語教師はどんな辞書を使っているの? 現役教師お勧めの辞書をご紹介します

言葉を学ぶ時にも、教える時にも辞書は欠かせません。辞書と言えば『広辞苑』、『大辞林』のような分厚いものから三省堂の『新明解国語辞典』のように携帯できるものまで、形は様々です。『日本国語大辞典』という全14巻の大著もあれば、最近ではネット辞書…

日本語ボランティアチューターのススメ

名古屋YMCA日本語学院では、「日本語ボランティアチューター」の制度を作り、活動を続けています。学校の中で、「日本語ボランティアチューター」はどんな役割を担っているのでしょうか。どんな活動を行っているのでしょうか。名古屋YMCA日本語学院主任教員…

学生たちの吉報が次々と日本に入る―ミャンマーの日本語教室から

3月にミャンマーで初めて行われた特定技能試験(介護分野・外食分野)。この半年間、ゼロから始めて一生懸命に日本語と介護技術を学んで来た学生たちが難関に挑みました。新型コロナウイルスの暗い影が忍び寄りつつある中、学生たちは大いに奮闘し、素晴ら…

赤間泰子教諭の日本語教育物語 -小笠原諸島返還とJSL児童へのことばの支援

東京から南に1,000キロ離れた島々で構成される小笠原諸島は、その豊かな文化と自然から世界自然遺産に登録され、毎年多数の観光客が訪れています。本州からの移住者も多く、父島では9割を占めるに至っていますが、1968年まではアメリカの施政権下にありまし…

リーチマイケル選手の日本語が生んだ、ワンチームとしての多文化共生

ラグビーワールドカップ日本大会における日本代表選手たちの活躍は目覚ましく、史上初のベスト8に進み、チームのスローガンである「ONE TEAM」はその年の流行語大賞にも選ばれました。日本全体がまさに一つになった大会でしたが、実はその過程には、海外出…

申し込みから熾烈な特定技能試験―ミャンマーの日本語教室から

2019年から始まった特定技能制度。アジア各地で技能試験と日本語基礎テストが行われていますが、ミャンマーでもいよいよ3月に介護分野と外食分野の技能試験と日本語基礎テストが行われることになりました(「介護の特定技能試験が始まる! ミャンマーの日本…

ベトナム人介護職員に聞くー日本語、仕事、将来の夢

人出不足の介護現場では、外国人職員が活躍しているところが少なくありません。山梨県甲州市にある社会福祉法人光風会は10年以上前から積極的に外国人人材を受け入れています。実はアルクでは現在、介護の日本語を学ぶ教材を開発していて、光風会にはさまざ…

編集部お勧め! 初日の授業の前に読んでおきたい5冊

どんな日本語教師でも、クラスの最初の授業は緊張するものです。どんな学習者だろう? うまく導入できるかな? 難しい質問をされたらどうしよう? そんな不安をお持ちのあなたのために、編集部が初日の授業に臨む前に読んでおいたほうがいいと思う5冊の本を…

介護の特定技能試験が始まる! ミャンマーの日本語教室から

日本の国内産業の人手不足を背景に2019年から始まった特定技能制度。海外ではこれまでにフィリピン、インドネシア、カンボジア、ネパールなどで技能試験と日本語基礎テストが行われてきましたが、いよいよミャンマーでも2020年3月から介護分野の技能試験と…

編集部お勧め! 3月に行きたい全国日本語教育関連イベント6選

3月に全国各地で行われる日本語教育関連のイベントをご紹介します。(NJ編集部) この春から日本語教師の勉強を始める人、日本語を教え始める人もたくさんいらっしゃると思います。春には全国で日本語教育関連のイベントがたくさん開かれますので、興味があ…

外国人が感じる、日本のこれってびっくり!すごい!ちょっと面倒?

留学や海外旅行などで日本以外の国へ行くと、ちょっとびっくりしたり感心したりする、その国の文化に出会いますよね。それは日本へ来る外国人も同じこと。日本で働くスウェーデン人、日本に留学、就労経験のあるイタリア人、そしてフィリピン、マレーシア、…

外国人日本語学習者が感じる、日本語の不思議

外国人にとって日本語はとても難しい言語です。英語とは文法が全く違いますし、言葉の意味を理解しても、使い方によって全く違った意味になったりします。フィリピン出身で日本の大学に留学中、日本語学習歴3年のアルダさんが、日本語の使い方の難しいとこ…

フォローして役立つ!「アルク 日本語教育」Facebookページ

アルク日本語事業部が発信している「アルク 日本語教育」Facebookページをご存知ですか。日本語教育の情報収集にきっと役立つ「アルク 日本語教育」Facebookページをご紹介します。(編集部) どんな記事をあげている?「アルク 日本語教育」Facebookページ …

NTTドコモのAI 日本語教材開発をアルクがバックアップ

今やAIはわれわれの生活のさまざまな分野で活用されています。そしてその波は語学教育そして日本語教育にも押し寄せています。現在、アルクが協力し、NTTドコモが開発を行っているAI 日本語教材について、プロデューサーの小栗伸さん(NTTドコモソリューショ…

50カ国・地域の日本語学習者に発信するYouTuberあっきーさんの活動

YouTubeは世界中に約20億人の視聴者がいるといわれています。音楽、商品紹介、生活情報などさまざまなジャンルがありますが、大学受験、資格、語学などの教育系のコンテンツも充実しています。今回は、「三本塾」というチャンネルを運営する、日本語教師YouT…

アナタも言語学が好きになる? いま話題の言語学ドタバタラブコメディー

突然ですが、皆さんは言語学や音声学が好きですか? どちらかというと「苦手」という人が多いのではないでしょうか。そんなアナタに朗報です。読んでいるうちに言語学に興味が出てくる不思議な漫画が一部の日本語教育関係者の間で話題になっています。その名…

編集部お勧め! 10月に行きたい全国日本語教育関連イベント5選

10月に全国各地で行われる日本語教育関連のイベントをご紹介します。(NJ編集部) 10月は全国でいろいろな学会や研究会が開かれます。日本語教育関連のイベントもたくさんありますので、興味があるものがあれば、ぜひ日程を調整して参加してみてください。詳…

ミャンマーからミンガラーバー(こんにちは)!

皆さんはミャンマーという国についてどのぐらいご存じですか。実は今、世界中で最も日本語教育熱の高い国の一つなのです。(NJ編集部) まずはミャンマークイズを解いてみよう まずはミャンマーに関するクイズから。 Q.1 ミャンマーの民主化運動の指導者と…

編集部お勧め! 9月に行きたい日本語教育関連のイベント&セミナー5選

9月に全国各地で行われる日本語教育関連のイベントをご紹介します。(NJ編集部) 学びの秋。9月は全国でいろいろな学会や研究会が開かれます。日本語教育関連のイベントもたくさんありますので、興味があるものがあれば、ぜひ日程を調整して参加してみてくだ…

日本語教育推進議員連盟の馳浩事務局長の熱量に圧倒される

2019年9月6日に刊行予定の「日本語」の制作は佳境を迎えています。今月は対談や座談会をたくさん実施しました。最後は、日本語教育推進議員連盟事務局長の馳浩さんへのインタビューで締めくくりました。(編集長) 読者をイメージして原稿を書く 編集者の大…

「部屋探し」と「ゴミ出し」には、留学生も日本人も困っています

東京・中野区の留学生と中野区長が直接話をする懇談会がありました。(NJ編集部) 外国人が急増している中野区 東京・中野区にはここ数年、多くの大学がキャンパスを構えるようになりました。明治大学の新キャンパス、早稲田大学の国際寮、帝京平成大学……。…

編集部お勧め! 8月に行きたい日本語教育のイベント&セミナー5選

8月に全国各地で行われる日本語教育関連のイベントをご紹介します。(NJ編集部) 日本語教師になるためにいろいろな本を読むことは大切ですが、時にはイベントに参加して、既に教えている先達の話を聞いたり、同じように日本語教師を目指している人と友達に…

留学生が日本語の先生を信頼している様子が、とてもうれしい。

編集者の一番の特権である「取材」のプロセスを、2019年9月に刊行予定の「復刊日本語」編集部がご紹介します。企画が通るまでの前回に続く、5回連載の第2回です。立法の動きを追って霞ヶ関へ、技能実習生の話を聞きに食品工場へと編集者は飛び回ります。(編…

「日本語教育」が新聞一面を賑わす令和元年、『復刊日本語』を刊行します。

2019年9月に刊行予定の「復刊日本語」の編集プロセスをご紹介。楽屋話ではありますが、日本語教育に関わる方、雑誌やムックの制作過程に興味のある方はぜひご覧ください。第1回の本記事は、企画の誕生からスケジュールの立案までのお話です。(編集長) ここ…

日本語教師になりたい人がまず読むべき本は? 編集部が選んだ6冊

日本語教師になりたいと思ったら最初に読むことをお勧めする6冊の本を紹介します。(NJ編集部) インターネットで「日本語教師」と検索するといろいろな情報が出てきます。日本語教師養成講座の広告、教師の体験談、業界情報、日本語の教え方……。ちょっと情…

ユニバーサルデザインとしての〈やさしい日本語〉

外国人にも日本人にも伝わりやすい〈やさしい日本語〉が注目されています。その定義や誕生のきっかけをご紹介します。(NJ編集部) 皆さんは〈やさしい日本語〉という言葉を聞いたことはありますか? これから本格的な多文化共生社会を迎えようとしている日…