日本語教師
今回ご紹介する日本語教師は井上くみ子さんです。井上さんは地域日本語教育コーディネーターの資格を持ち、埼玉県にある「地球っ子グループ・多文化子育ての会Coconico」の代表をされています。また、「やさしい日本語エバンジェリスト」として日本人向けの…
YouTubeで多くの日本語教師が情報発信をする時代になりました。そのような中で、2021年2月に登録者が何と10万人を超えたのが、以前にこの日本語ジャーナルでもご紹介した、あっきーさんの「三本塾」です。あっきーさんに登録者10万人を獲得するまでの道のり…
今回ご紹介する後藤理恵子さんは、看護師として働いた後、英語教師、日本語教師となった異色の経歴の持ち主です。現在はご自分のスクールも持ちつつ、専門学校でも教えられています。後藤さんに二つの言語を教える際に大切にしていることや、これから目指し…
10年ほど前に米国で始まったMOOC(Massive Open Online Course=大学レベルの授業のオンラインでの無償公開)。アメリカのスタンフォード大学やコロンビア大学なども参加するCourseraなどが有名ですが、このMOOCの日本版の普及・拡大を目指してJMOOCが発足し…
今回ご紹介する日本語教師は大学の非常勤講師であり、NPO法人「YYJ・ゆるくてやさしい日本語のなかまたち」の代表理事でもある大隅紀子さんです。ZOOMを使ったオンライン授業やハイブリッドイベントのサポートもしていらっしゃるので、2020年に大隅さんにお…
2021年は日本語教育界にとってどんな年になっていくのでしょうか。まだ誰も見通すことはできません。入国する学生の減少から日本語学校や、留学生に頼っている専門学校、大学は今後厳しい状況に陥っていくでしょう。企業の業績が悪化すれば日本語研修費の削…
2020年の日本語教育界は他の業界と同様にコロナの影響を大きく受けました。対面での授業が継続できなくなったり、学習者が入国できずクラス数が減少したりしました。また、好むと好まざるとにかかわらずオンライン化の波に飲み込まれた年だとも言えるでしょ…
日本語教育能力検定試験を確実に突破するために、スクールの活用も有効です。ここでは、日本語教師養成講座を受講して受験対策をし、みごと合格された方に、その必勝法をお伺いしました。ぜひみなさんもご参考に! [2017年合格]渡邊理恵 さん 結婚に伴い前…
コロナ禍により対面授業ができなくなり、図らずも「オンライン元年」となった感のある日本語教育業界ですが、今回ご紹介するヤマネサチヨさんは約10年前から一人でスカイプを使った授業を行ってきたオンライン教師の草分け的存在です。ヤマネさんにオンライ…
今回ご紹介する日本語教師は、東京都墨田区で「すみだ日本語教育支援の会」の講師として外国人介護職員への日本語支援を行っている中野玲子さんです。中野さんはその他にも大学での学習支援や、民間企業の外国人社員の就労後支援など、主に“エンパワメント”(…
異業種から日本語教師に転身し、日本語業界歴は浅いながらも「日本語教師のためのインストラクショナル・デザイン」講座やオンライン対談の企画など、その行動力で次々と新しい試みを行ってきた「あひるせんせー」。2020年4月には自らの会社「再定義合同会…
新型コロナの影響により、多くの授業・レッスンの形式が対面からオンラインに切り替わりました。これにより、日本語学校、大学、企業研修などでオンラインによる日本語の授業の需要が一気に高まりました。日本語教師の中にも対面からオンラインへと教える場…
新型コロナの影響により、多くの授業・レッスンの形式が対面からオンラインに切り替わりました。これにより、日本語学校、大学、企業研修などでオンラインによる日本語の授業の需要が一気に高まりました。対面からオンラインへと教える場の比重を移している…
令和2年度の日本語教育能力検定試験がいよいよ直前に迫ってきました。試験準備は順調に進んでいますか? 今の時期は、特に重要なポイントを集中的に見直しておくことが重要です。ここでは、最近の出題傾向から狙われやすい4つのテーマに絞ってポイントをお…
日本語学校は春・秋の年2学期制または年4学期制を取っているところが多いため、10月から新学期が始まります。しかし、今年は新型コロナの影響でカリキュラムが変則的・流動的になっている学校もあります。日本語教育能力検定試験が終わったら日本語を教え…
国内外の日本語教育機関で幅広く使われている日本語教科書『できる日本語』のアプリが、株式会社バンタンより発売されました。コロナ禍にあり自宅での学習を余儀なくされている学習者も、アプリ版ならいつでもどこでも『できる日本語』アプリを使って学習が…
コロナ感染拡大に伴い、多くの人が一カ所に集まるのを避けるために、教育機関はオンライン授業への対応を否応なく迫られました。日本語学校も同様です。日本語学校は海外から学生が留学してくることを前提にしているので、他の教育機関以上にコロナ禍の影響…
日本留学試験は、日本の大学等に入学を希望する外国人留学生が受験する試験です。日本語と日本語以外の試験科目がありますが、日本語教師は多くの場合、日本語の授業をすることが中心で、日本語以外の科目を教える機会は少ないと思います。しかし留学生は難…
ユニバーサルデザイン(以下UD)とは、文化・言語・能力の違いや障害の有無などを乗り越えて、できるだけ多くの人が利用・参加できることを目指したデザインやプロセスのことです。駅で目にすることが多くなった、幅の広い改札(車いすの人でもそうでない人…
みなさんは「再話」という活動を聞いたことがありますか。英語教育などでは以前から行われてきた教室活動の一つです。この「再話」を日本語の読解授業に取り入れることで、読解授業を、私たちが日々の生活の中で行っているような、読んでわかったことを他の…
コロナ禍でいろいろな物事の先行きが見えにくい時代になっています。しかし、そんな中だからこそ、積極的な情報発信や日本語教師のネットワークがますます大切になっています。今回は「むらログ 日本語教師の仕事術」「#Zoomでハナキン」「日本語教師チャッ…
多くの日本語学校は2020年の3月ぐらいから、コロナ禍のために授業のオンライン化への対応を余儀なくされました。そんな中、今から5年前から学校のオンライン化を積極的に進め、今回のコロナ禍にあってもさまざまな工夫をこらして、柔軟にオンライン教育を…
私たちが母語を習得し、自由に読んだり書いたりできるようになるまでには、家づくりと同様に、目には見えない土台づくりの期間があります。就学前の子どもたちに目を向けると、そのことがよく分かります。クレヨンをにぎって夢中で塗り絵をしたり、ハサミや…
新型コロナウィルスの拡大に伴い、教育機関の多くが対面授業からオンライン授業へ移行しました。日本語教育機関も例外ではありません。緊急事態宣言が解除になり、通学も少しずつ可能になる中で、オンライン授業は新しいフェーズに進みつつあるようです。日…
日本語を学ぶ目的やペースは人によってさまざまです。中には、自分の意志とは関係なく日本語を習得する必要に迫られる人たちもいます。例えば、家族の仕事などの都合で来日した子どもたちです。滞在が中長期にわたる場合、学校の定期テストや入学試験、就職…
今、非常に注目されている職業、「日本語教師」。「年齢に関係なく働ける」「今までの人生が強みになる」「自分らしいワークスタイルを選べる」――第二の人生に日本語教師を目指す方も増えています。定年目前で会社を辞めて、3年間タイで日本語を教え、現在は…
今、外国人労働者の受け入れ問題などをきっかけに、「日本語教師」という職業に注目が集まっています。現在活躍している日本語教師の皆さんは、今までどのような人生を歩み、どのように日本語教師になったのでしょうか。3年間タイで日本語を教え、現在は日本…
日本語教師の仕事は日本語学校などの教育機関で教えるだけではありません。今回はフリーランスの日本語教師として外国人学習者に日本語を教える傍ら、自ら「やさしいコミュニケーション協会」という一般社団法人を立ち上げ、医療現場における「やさしい日本…
皆さんは、「日本語の教材」というと、どんなものをイメージしますか?文法解説書?長文読解集?単語帳......? 世の中には、工夫を凝らした教材が数え切れないほどありますよね。しかし、「教育の目標を達成するために、さまざまな文化の中から、選ばれたり…
一般財団法人国際教育文化交流協会(ISECE)が行う日本語アシスタント教師インターンシッププログラムは、海外での日本語教育を現場レベルで体験できるプログラムです。このプログラムでアメリカ、オレゴン州ポートランドの中学校でインターンシップを経験し…
新型コロナウイルスが日本全国に広がる中、教育機関では授業をオンラインに切り替える動きが加速しています。日本語学校での実践については、以前に「緊急リポート―全校でオンライン授業を実施。新宿日本語学校の場合」でお伝えしましたが、今回は岐阜県・可…
一般財団法人国際教育文化交流協会(ISECE)が行う日本語アシスタント教師インターンシッププログラムは、海外での日本語教育を現場レベルで体験できるプログラムです。このプログラムでアメリカ、オレゴン州ポートランドの高校と中学校でインターンシップを…
2019年6月に公布・施行された「日本語教育推進法」は、多文化共生の実現のために日本語教育の推進を不可欠なものと位置づけ、日本語教育を実施する責務の主体を明確にした画期的な法律です。これを受けて、2019年から2020年にかけて、日本語教育推進関係者…
日本語教師を目指している方やまだ経験の浅い日本語教師の方を応援するための本コラムもいよいよ今回が最終回です。最終回のテーマはフリーランス日本語教師について。最近とみに耳にするようになったフリーランス日本語教師ですが、そもそも「フリーランス…
新型コロナウイルスの影響により、さまざまなイベントや会議が軒並み中止になった3月、第73回文化審議会国語分科会は持ち回り開催となり、報告書「日本語教師の資格の在り方について(報告)」(案)(文化審議会国語分科会(第73回)(持ち回り開催))に…
日本語教師になるからには、一度は海外で教えてみたい! または、海外で仕事をするために日本語教師を目指した! という人もいるのではないでしょうか。でも、どうやったら海外で教えられるの? 経験は必要? 収入は? ビザは? わからないことも多いですよ…
2019年4月に日本語講師養成講座を開講し、同年10月に第1期の修了生を日本語教師として送り出した三幸日本語教師養成カレッジ。カリキュラムの総時間数は480時間と、都内近郊の養成講座の中では突出して多く、理論、実習とも、手厚く充実した指導が行われて…
日本国内で新型コロナウィルスの感染が広がり、小中高校は一斉休校となりましたが、外国人留学生が学ぶ日本語学校でも多くの学校が休校や時差通学の措置を取りました。そんな中、東京都新宿区高田馬場にある学校法人江副学園新宿日本語学校では、学生を登校…
一口に日本語学習者と言っても、日本語学校、専門学校、大学の留学生もいれば、企業の外国人社員もいます。つまり日本語教師が教える相手はさまざま。日本語教師を目指す方の中には、自分の社会経験を活かしてビジネスパーソンに教えたいと考える方もいるで…
昨年6月に渡豪、7月からは8〜12年生(中学2年生〜高校3年生)までの授業を担当していた黒沢 毅先生。日本では公立高校の英語教員をされていました。オーストラリアの中高生に英語で日本語を、しかもひとりで教えることの難しさを痛感されながらも、日々教え…
今、注目の仕事、日本語教師。養成講座を終えたり、日本語教育能力検定試験に合格したのち、日本語学校で教えることになったら、どんな生活が待っているのでしょうか。日本語教師の「たまご先生」(現在養成講座、通信講座で勉強中の方や、教え始めて間もな…
外国人に日本語を教える日本語教師という仕事に益々関心が高まっている昨今。しかし、どのような場所で教え、どのような働き方があるのか、その実情については案外知られていないのではないでしょうか。ここでは日本語教師の「たまご先生」(養成講座、通信…
先日、編集部に1冊の本が送られてきました。書名は『介護と看護のための日本語教育実践:現場の窓から』(ミネルヴァ書房)。350ページを超える大著で、介護・看護分野の日本語教育の全体像が分かりやすくまとまっていました。本書をまとめられた神村初美先…
日本語教育能力検定試験の結果が発表になり、これからいよいよ日本語を教え始めるという方も多いと思います。また、教える場として日本語学校を選ばれる方も多いと思います。日本語学校に採用してもらいたいと思った場合、採用時に採用側は応募者のどのよう…
2019年6月に渡豪し、8年生から12年生(中学2年生から高校3年生)の日本語クラスを担当する黒沢 毅先生。日本では公立高校の英語教員をされていたので、英語で日本語を教えることの難しさを痛感されつつ、日々喜びと充実感も味わっておられます。そんな黒沢先…
2020年は日本語教育界にとって大変重要な年になります。日本語教師の資格化や日本語教育の推進に関する国の基本方針については、上期中にその方向性がまとまります。年々増加する在日外国人はさらなる増加が見込まれ、夏には東京オリンピック・パラリンピッ…
合格率約2割の狭き門をいかに効率良く、確実に突破するか。 日本語教育能力検定試験対策の有効な方法の一つとして、スクールの活用が挙げられます。 ここでは、日本語教師養成講座で学び、見事一発で検定合格を果たした合格者に その学習法を紹介してもらい…
人生100年時代。人間の寿命はますます長くなり、先進国では2007年生まれの2人に1人が100歳まで生きるともいわれています。これから人生設計を考えた時に、いつまでもやりがいを持って、生き生きと働きたいと思う人は多いでしょう。ここでは、70歳を過ぎた…
フリーランスで日本語を教える日本語教師のパイオニア小山暁子さんは、30年に渡りフリーランスとして多くのビジネスパーソンに教えてこられました。今回は、日本語教育界への恩返しとして主宰する日本語教師対象のセミナー『サタラボ』についてお話をうかが…
今年3月まで公立高校の英語教員をされていた黒沢 毅先生。6月上旬に着任し、7月中旬から始まった3学期からは8年生から12年生(中学2年生から高校3年生)までの授業を単独で指導されています。今回は、主に11年生と12年生のことについてです。日本語を学…