試験関連

日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。


【速報】日本語教員試験は令和6年11月17日(日)実施決定!

【速報】日本語教員試験は令和6年11月17日(日)実施決定!

令和6年度日本語教員試験の実施日が発表になりました。また、昨年12月に行われた試行試験の問題の一部も公開されました。いよいよ、日本語教員試験の実施に向けて、さまざまなことが本格的に動き始めました。...


日本語能力試験N4応募者急増の背景とは

日本語能力試験N4応募者急増の背景とは

毎年7月と12月に日本国内を含む世界各地で実施されている日本語能力試験。2023年6月の応募者数が発表されましたが、その受験者総数はコロナ禍前の数字まで回復していました。その一方、応募者の内訳はコロナ禍前と大きく異なっていました。公表されているデータから日本語能力試験の応募者の動向を考えます。...


日本語教員試験の試行試験の受験者に聞く

日本語教員試験の試行試験の受験者に聞く

2023年12月10日(日)に日本語教員試験の試行試験が全国5カ所で行われました。今回の試行試験の結果を踏まえて、2024年秋には日本語教員試験の本試験が実施される予定です。ここでは、試行試験の受験者の声と合わせて、日本語教員試験についてまとめておきます。...


日本語教育能力検定試験の傾向と対策5―令和5年度の時事問題のチェックポイント

日本語教育能力検定試験の傾向と対策5―令和5年度の時事問題のチェックポイント

ここでは、令和5年度の日本語教育能力検定試験を受験される方向けに、その傾向と対策について考えます。近年の日本語教育の状況に関する時事問題は、毎年、数値等が変化するために対策が立てにくく、多くの受験者が頭を悩ますところです。ここでは、日本語教育に関する数値(概数)をまとめておきます。出典のURLも載せてありますので、興味のある人は出典にも目を通してみてください。...


日本語教育機関の認定基準案等についてのパブリックコメント募集中!

日本語教育機関の認定基準案等についてのパブリックコメント募集中!

日本語教師の国家資格化に関する「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」(以下、日本語教育機関認定法)が、2023年6月2日に公布されました。この法律に関する詳細を定めた施行規則案や認定基準案等について、文化審議会国語分科会日本語教育小委員会およびワーキンググループにおいて検討が重ねられてきました。現在、パブリックコメント(意見公募手続)が9月20日18時まで行われています。...


日本語教育能力検定試験の傾向と対策4 ー記述式問題、対策のポイントは答案を書く前の準備

日本語教育能力検定試験の傾向と対策4  ー記述式問題、対策のポイントは答案を書く前の準備

ここでは、令和5年度の日本語教育能力検定試験を受験される方向けに、その傾向と対策について考えます。今回は、多くの方が苦手としている「記述式問題」の攻略法をお伝えします。日本語教育能力検定試験は基本的にマークシート形式の問題ですが、唯一、「記述式問題」では文章を書かなければなりません。その対策はマークシート形式の問題とは若干異なってきます。...


日本語教師の国家資格化などをめぐる今後のスケジュール―今秋にはパブリックコメント募集

日本語教師の国家資格化などをめぐる今後のスケジュール―今秋にはパブリックコメント募集

日本語教師の国家資格化に関する「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」(以下、日本語教育機関認定法)が、2023年6月2日に公布されました。その後、関連する日本語教育小員会やそのワーキンググループにおいて、関連する準備が急ピッチで進められています。今後の予定を確認しておきましょう。...


日本語教育能力検定試験のオンライン出願をしてみました!

日本語教育能力検定試験のオンライン出願をしてみました!

令和5年度の日本語教育能力検定試験を受験される方は、もう出願は済ませましたか? 今年から出願がオンライン形式になったことで、戸惑っている方や出願を躊躇されている方もいるかもしれません。そこで、実際に編集部でオンライン出願をしてみましたので、その手順をわかりやすく説明します。...


日本語教員試験の試行試験は2023年12月10日実施!

日本語教員試験の試行試験は2023年12月10日実施!

来年度から実施予定の新しい試験、「日本語教員試験」の試行試験の概要が発表されました。試行試験の結果の分析・検証を持って日本語教員試験の本試験の準備が進められることになります。日本語教員試験の合格は、今後、登録日本語教員になるための必須の条件になります。登録日本語教員を目指す人にとっては、本試験の内容を占う上で非常に気になる情報です。...


日本語教育能力検定試験の傾向と対策3 ―「言語と教育」を総整理

日本語教育能力検定試験の傾向と対策3  ―「言語と教育」を総整理

ここでは、令和5年度の日本語教育能力検定試験を受験される方向けに、その傾向と対策について考えます。「言語と教育」は実によく出題される分野です。検定試験の出題範囲は50項目に分かれますが、その中の17項目が「言語と教育」含まれますので、実に試験全体の3分の1を占めることになります。中でも特に出題頻度が高い「言語教育法・実習」に絞って整理します。...


日本語教育機関認定法が国会で成立 ー「登録日本語教員」の国家資格創設へ

日本語教育機関認定法が国会で成立 ー「登録日本語教員」の国家資格創設へ

日本語教育関係者が心待ちにしていた「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」(以下、日本語教育機関認定法)が、2023年5月26日に可決、成立しました。いよいよ、新しい法律の下で、日本語教育機関の認定および「登録日本語教員」の国家資格が創設されることになりました。...


日本語教育能力検定試験の傾向と対策2-10人の人物で見る言語学の歴史

日本語教育能力検定試験の傾向と対策2-10人の人物で見る言語学の歴史

ここでは、令和5年度の日本語教育能力検定試験を受験される方向けに、その傾向と対策について考えます。言語学は検定試験の出題範囲の5分野の中の「言語」の中の「言語の構造一般」に含まれる重要な領域ですが、苦手にしている方も多いところです。「何となく難しそう」「覚えることが多そう」などと思っている方は、人物を中心にして重要項目を整理してみるのも一つの方法です。...


日本人の日本語力を測る―「日本語検定」を知り、活用しよう

日本人の日本語力を測る―「日本語検定」を知り、活用しよう

日本語教師の皆さんは「日本語検定」をご存知でしょうか。日本語検定は、日本人(日本語母語話者)向けの日本語の総合的な能力を測る検定です。今回は「日本語検定」の事務局の方々に話を伺いました。事務局の方によると、検定結果から、日本人の日本語力は年々落ちていることが読み取れるそうです。日本語検定の内容とともに、日本語力低下の原因や、日本語力を上げるためにできること、日本語教師としてどのように日本語検定を活用できるか、などをお話しいただきました。...


日本語教育能力検定試験 文法の問題の傾向を知ろう

日本語教育能力検定試験 文法の問題の傾向を知ろう

この記事では、令和5年度の日本語教育能力検定試験を受験される方向けに、過去問を通してその傾向と対策について考えます。まず文法について、令和元年度~令和5年度の直近の5年分の過去問から傾向を見てみましょう。まだ過去問を見たことがない方には難しく思えるかもしれませんが、これからしっかり検定対策用のテキストなどを使って勉強していけば大丈夫です。「NAFL...


私のJLPT対策法~韓国人学生キムヒョンミンさんの場合

私のJLPT対策法~韓国人学生キムヒョンミンさんの場合

日本語学習者の日本語力を測るテストの一つが国際交流基金と日本国際教育支援協会が主催する日本語能力試験(以下JLPT)です。日立さくら日本語学校の学生、キムヒョンミンさんは、来日後4か月でJLPTのN3に満点で合格、さらにその5か月後の2022年12月にはJLPTのN2にまたも満点合格したそうです。キムさんがどんな勉強方法を取っていたのか、日本語学習者や日本語教師の皆さんの参考になればとお話を伺いました。インタビューには同校校長の松浦みゆき先生も同席されました。...


日本語教育能力検定試験に合格するための勉強法

日本語教育能力検定試験に合格するための勉強法

日本語教育能力検定試験は、日本語教師を目指す人にとって必須の試験です。採用に当たっては、日本語教育能力検定試験に合格していることを条件の一つにしている日本語学校も少なくありません。ここでは、日本語教育能力検定試験の受験を考えていらっしゃる方向けに、合格するための勉強法をご案内します。...


日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議8―法案提出に向け、最終報告案の骨格まとまる

日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議8―法案提出に向け、最終報告案の骨格まとまる

文化庁で2022年5月31日から月1回程度のペースで開催されている「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議」は、日本語教師の国家資格の法制化に向けた詳細を検討する有識者会議です。2020年~2021年に「日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議」が取りまとめた「日本語教育の推進のための仕組みについて(報告)」をベースとしながら、日本語教員の国家資格などについて具体的な検討を進めています。...