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日本語教育能力検定試験を確実に突破するために、スクールの活用も有効です。ここでは、日本語教師養成講座を受講して受験対策をし、みごと合格された方に、その必勝法をお伺いしました。ぜひみなさんもご参考に!

渡邊理恵さん
[2017年合格]渡邊理恵 さん

結婚に伴い前職を退職した際、夫の海外赴任の可能性も考え日本語教師の職を志望。2015年1月より千駄ヶ谷日本語教育研究所(https://www.jp-sji.org/jp/)の420時間総合課程に通う。同年7月より非常勤講師として同校で勤務を開始。その後専任講師に。

仕事のステップアップに ー 日本語教師を目指すことに!

結婚にともなう転居で前職を辞め、何か手に職をと考えていたところ、夫に海外転勤の可能性が浮上。そこで「海外でもスキルを活かせる仕事」を探すようになりました。

日本語教師を志したのは、かつて米国に留学していた高校時代、現地で日本語クラスのティーチング・アシスタントを経験していたことも後押しになりましたね。

半年間の養成講座を経て、同校に就職。日本語教師として働きながら、検定試験の勉強に取り組みました。

授業の録音を聞き直す 【耳から学習法】で要点を確認

それでは、私の学習法をご紹介します。

<学習時間と場所>

養成講座に通っていた頃はよく自習室も活用しましたが、卒業後は仕事を抱えながらでしたので、家でまとまった時間がとれたのは土・日のみ。

平日の学習時間といえばもっぱら通勤電車の中で、携帯電話を駆使してあれこれ調べ物をしたり、養成講座の授業のレジュメを読み直したりしていました。

<学習期間

試験を見据えて受験勉強に集中して取り組んだのは、試験前のほぼ半年間くらいです。

当時は初級クラスを担当。学生に教えるかたわら、初級の文型を分析したり、また授業準備の際もただ漫然と用意するのではなく「これは検定だったらどうだろう?」「他のバリエーションもあるかな?」などと意識したりしていました。

<使用教材>

養成講座の教材をメインに使っていました。

試験の範囲の始めから勉強するのが一般的だと思いますが、私は先生からアドバイスをいただき、最後の「言語」から「社会・文化・地域」へと逆の順番で基礎知識の復習をしました。

レジュメや授業の録音も役立ちましたね。問題集をやり込んだ後、最後に過去問に取り組みました。

<勉強方法>

養成講座の授業の録音を何度も聞き直して、耳から学んだ部分が大きいです。

先生方は重要ポイントを強調されるので、口調からその大切さが伝わってきて印象と記憶に残りやすいんです。

聴解に関しては「検定試験直前対策コース」を受講し、解き方やテクニックなどを含め、要点を絞って教わったことが試験でも役立ちました。

レジュメや授業の録音を使って繰り返し学習

レジュメや授業の録音を使って繰り返し学習

何でも質問できる環境で、疑問はすぐに解消

わからない箇所が出てきたとき、すぐ質問できる環境があるというのがとても有難かったです。

いろいろな先生方がいらっしゃいますので、疑問があるときは「これはなぜなのでしょう?」とよくたずねていました。

また周囲には同じような仲間がいっぱいいますので、周りに相談できるというのも大きなメリットだと思います。仲間とはお互いに悩みを相談することなどもあり、その交流は教師になった今も変わらずに続いています。

目標は、世界中の学生とのオンライン授業

渡邊理恵さん
検定試験を受けて良かったと思うのは、学生への指導ポイントが明確になったこと
です。

以前より自分自身の知識の定着度や分析する視点も向上し、試験勉強で得たものが授業にも生かされているように感じます。

これまでは授業というと相手は目の前にいる学生のみでした。オンライン化が加速する今、学生はもはや日本にいる留学生だけではありません。

これからは世界中にいる学生たちと一緒に授業をしていけたらいいですね。

【千駄ヶ谷日本語教育研究所の検定対策】理論と実践力強化を見据えて
「現場にすぐ立てる教師」を養成する420時間総合課程において、検定試験への対策も万全に行っています。
試験の概要や勉強方法を詳しく解説するガイダンスを毎年開催し(2020年はWEBで配信)、独学の難しい聴解や記述にはそれぞれに特化した授業を用意。また独自の「検定試験直前対策コース」も通学とWEB版の両方で設けています。
分野別の要点整理と過去問題や模擬問題の演習を通じて検定合格を確かなものにすることができます。

【講師からひと言】千駄ヶ谷日本語教育研究所のここが自慢!

吉川正則さん(千駄ヶ谷日本語教育研究所附属日本語学校 校長)

吉川正則さん(千駄ヶ谷日本語教育研究所附属日本語学校 校長)

検定試験の大切さは入学前からお伝えしていますが、検定の合格だけでは現場で通用しないのもまた事実。教壇で役立つ「理論に裏付けられた実践力」をいかに身につけるかが重要です。

当校では独自に作った検定用語_集のデータベースを活用して養成講座のカリキュラムを作成する一方、教育現場での問題を養成講座へフィードバックすることで理論と実践力を強化。検定試験の問題分析も養成講座の教員全員で行って解答例を出しています。

School Information
千駄ヶ谷日本語教育研究所(高田馬場校)
※横浜校もあり。ホームページをご覧ください。
〒169-0075東京都新宿区高田馬場1-26-7 名店ビル6F
TEL 03-6265-9570 FAX 03-6265-9571

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