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日本語ジャーナル:日本語を「知る」「教える」

「令和3年度 日本語教育能力検定試験 合格するための本」発売開始!

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毎年恒例の「合格するための本」の令和3年度版が発売されました。来年の試験を受験される方は、本書で日本語教育能力検定試験の最新傾向と最新情報をキャッチしてください。(編集部)

「合格するための本」とは

「合格するための本」は株式会社アルク日本語編集部が、毎年年末に来年の日本語教育能力検定試験受験者向けに作成する対策ムックです。前年(つまり2020年)の本試験問題を徹底分析し、その出題傾向に沿った対策問題をオリジナルに作成し、掲載しています。また、苦手な人が多い聴解問題や記述式は、出題形式や解答のコツを丁寧に解説しています。その充実した中身を目次とともに紹介します。

 【目次】
第1章 日本語教育の今とこれから
日本語教育の今を読み解く KEYWORD
「これから」の日本語教育のありかた

第2章 検定試験を知ろう
日本語教育能力検定試験の概要
イラストでわかる検定試験1日の流れ&お役立ちTips
検定前日&当日チェックリスト

第3章 区分別問題演習
区分1 社会・文化・地域 …田中祐輔先生(東洋大学) 
区分2 言語と社会 …本田弘之先生(北陸先端科学技術大学院大学)
区分3 言語と心理 …福田倫子先生(立教大学)
区分4 言語と教育 …鈴木綾乃先生(横浜市立大学)
区分5 言語一般 …伊藤健人先生(関東学院大学)
演習  聴解問題 …石澤徹先生(東京外国語大学)、棚橋明美先生(ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座講師)
演習  記述式問題 …青山組(日本語学習材 執筆・編集チーム)、監修:辻和子先生(ヒューマンアカデミー東京校校長)

第4章 得点アップ!要点整理
試験直前! でるとこチェック

充実した区分別問題演習の執筆陣

本書の最大の特徴は、第3章の区分別問題演習にあります。

 区分1担当の田中祐輔先生は、日本語ジャーナルへの寄稿でもおなじみです。昨年は「公益社団法人日本語教育学会 日本語教育学会奨励賞」を受賞され、今、日本語教育界で最も注目されている日本語教育研究者のお一人です。

https://nj.alc-nihongo.jp/entry/20200820-nagasu-kazuji

https://nj.alc-nihongo.jp/entry/20200628-kano-jigoro 

 区分2担当の本田弘之先生は、アルクから『かんたんルールとパーツでおぼえる きほんの漢字99』『すぐ書ける! きれいに書ける! ひらがな・カタカナ練習ノート』などを上梓され、文字教育や漢字教育に関する教材開発積極的に行っています。

https://nj.alc-nihongo.jp/entry/20200924-kanji

 ほかにもいずれも各分野をリードする第一線の執筆陣が顔を揃えました。

さらに、第1章「日本語教育の今とこれから」では、日本語教育の最新トレンドである「日本語教育の推進に関する法律」「特定技能ビザ」「日本語教育のICT化」「コロナ禍で進む日本語教育のパラダイムシフト」などを取り上げおり、最新の日本語教育の動きをキャッチすることができます。