いよいよ2021年の第2回日本語能力試験の申込受付が8月26日(木)からスタートします。試験日は2021年12月5日(日)、海外および日本全国47都道府県での実施が予定されています。
新型コロナの影響による中止都市
思い起こせば、昨年2020年の第1回の日本語能力試験は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大のために、日本国内・海外ともに全面中止となりました。また、同年の第2回試験は当初の予定より2週間遅れで申込受付が開始され、約2週間の短い出願期間となりました。
2021年の第1回の試験は実施されましたが、海外では中止になった会場もありました。また、今回の12月の第2回試験についても既にサイト上で実施が中止となっている都市があります。
【既に12月の試験が中止とされている都市(2021年8月15日現在)】
カナダ(トロント、オタワ)
コスタリカ(サン・ホセ)
ウルグアイ(モンテビデオ)
ボリビア(サンタクルス)
イタリア(ローマ、ミラノ、ヴェネツィア)
イギリス(ロンドン、カーディフ)
ロシア(ハバロフスク)
イラン(テヘラン)
世界の新型コロナの感染状況によっては、今後試験の実施が中止となる都市が増えてくるかもしれず、予断を許しません。関係者には定期的に日本語能力試験の公式WEBサイトをチェックされることをお勧めします。
日本国内の実施概要
第2回の試験の試験実施案内は以下をご参照ください。受験希望者はインターネットで申し込めます。
【試験日】2021年12月5日(日)
【申込受付期間】2021年8月26日(木)~2021年9月16日(木)17時
【申込方法】公益財団法人日本国際教育支援協会の日本語能力試験ウェブサイトでMyJLPTに登録後、MyJLPTの「受験申込み」画面から申し込み。
https://info.jees-jlpt.jp/?lang=english
【受験料】6,500円(含消費税)
【受験料支払方法】クレジットカード、銀行振込み(ペイジー)、コンビニエンスストアでの支払い
【受験票の送付】2021年11月19日(金)までに送付
【結果の発表】2022年1月下旬にMyJLPTの「受験結果・証明書発行」画面で受験結果を見ることが可能。合否結果通知書および日本語能力認定書は2022年2月上旬発送。
さまざまな受験上の配慮
日本語能力試験は病気やケガや障害等によって、通常の受験方法では受験が難しい人のために、受験のための特別な配慮を行っています。特別な配慮とは、以下のような対応です。
・特別形式の問題(点字問題、拡大文字問題)
・特別な解答方法(点字、拡大解答用紙)
・試験時間の延長
・別室での受験
・補助器具の使用(拡大鏡、補聴器、ヘッドフォン等)
・その他、公益財団法人日本国際教育支援協会が適当と認めた措置
受験上の配慮を希望する受験者は、受験申込受付期間中、できるだけ早く受付センターで電話し、「受験上の配慮申請書」を取り寄せ、必要事項を記入して、障害者手帳のコピーか医師の診断書(コピーも可)と一緒に、受験申込受付期間内にできるだけ早く受付センターに送ってください。その上でインターネットによる受験申込みを行ってください。