2022年10月23日(日)の令和4年度の日本語教育能力検定試験が直前に迫ってきました。SNSでは受験される皆さんのお手元に受験票が届いている様子が、続々とアップされています。アルクでは毎年恒例の解答速報を今年も実施します。公開日時は2022年10月31日(月)15:00を予定しています。掲載はこの日本語ジャーナル上となります。令和4年度の受験者の皆さんは、ぜひチェックしてみてください。
アルクの解答速報とは
アルクでは毎年、日本語教育能力検定試験終了後、試験の解答を作成して公開しています。この解答速報は、株式会社アルクが独自に作成するものです。試験主催団体から公表されるものではありませんので、ご注意ください。今年の解答速報の公開日時は2022年10月31日(月)15:00を予定しています。
なお、主催団体からの公式解答は、通常は12月23日(金)の合格発表時に主催団体のホームページに掲載されます。こちらも忘れずにチェックするようにしましょう。
主催団体のWEBサイトをチェックしよう
受験される皆さんは、試験の主催団体である公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)の日本語教育能力検定試験のWEBサイトをチェックしていますか。
試験は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止及び受験者の方の安全確保に十分配慮した上で、実施されます。サイトの「受験者の皆様へ」には受験にあたっての注意事項が記載されています。必ず、受験前にチェックしておきましょう。
「受験者の皆様へ」の中に「試験当日は必ず『自己ヘルスチェック表』でご自身の健康状態を確認の上、受験会場で提出してください。 」という記述があります。試験当⽇の来場前に「自己ヘルスチェック表」をダウンロード・プリントアウトしてヘルスチェックを行い、「自己ヘルスチェック表」を会場で提出する必要がありますので忘れないよう、お願いします。
また、令和4年度の試験からの注意点として「不正行為の取り扱いを一部変更する」という内容が上がっています。試験中に携帯などの電子機器のアラームや着信音、マナーモードの振動音が鳴った場合、昨年度までは「試験Ⅱ」中のみ不正行為とみなされましたが、令和4年度からは「試験Ⅰ」「試験Ⅲ」も含め不正行為とみなされることになる、という内容ですので、これもよくご確認ください。
検定試験に臨む方へのちょこっとアドバイス
試験に集中して臨めるよう、いくつかアドバイスをあげておきます。
・事前に試験会場までのアクセスをしっかり確認。休日ダイヤということを忘れずに時間をチェックしておきましょう。事前に交通系ICカードにチャージも済ませておき、余裕をもって会場に到着してください。
・お昼ご飯は持参しましょう。昼食時は受験会場近くのコンビニなどは受験者で混み合ってしまいます。家からお弁当を持って行く、家の近くのコンビニで昼食を調達していく、などして昼休みはゆっくり過ごせるようにしましょう。試験Ⅲの前あたりになると、脳が疲れてくるので、甘いものを持って行きエネルギー補給するのもおすすめです。
・体温調節できるような服装で行きましょう。長時間の試験ですから、途中で暑くなったり寒くなったりするはずです。パーカーやカーディガンなど脱ぎ着しやすいもの、ストールなども持っておくといいでしょう。
・マークシートを塗るのは鉛筆がおすすめ。記述式問題の解答を書くのはシャープペンシルがおすすめなので、できれば両方持って行きましょう。
ちょっとしたことですが、落ち着いた気持ちでリラックスして、試験を解くことに集中できるような環境を整えておきましょう。
試験当日までの間、試験勉強の総仕上げ、あるいはお仕事等で忙しいことと思いますが、何よりも大切なのは体調管理です。睡眠や食事を十分にとり、万全な体調で当日を迎えられるようにしましょう。皆様のご健闘を心からお祈りしています!
★総仕上げに最適な2冊!