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日本語ジャーナル:日本語を「知る」「教える」

ニュース

日本語教師の国家資格の制度設計に向けた動き

7月9日(木)に第1回「日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議」が文化庁のWEB会議で行われました。これは、2020年3月に文化審議会国語分科会日本語教育小委員会がとりまとめた「日本語教師の資格の在り方について(報告)」を受けて、ここで提言さ…

8月14日(金)締切:難民の方々に日本語学習を提供するクラウドファンディングのご案内

「日本語ができないから仕事が見つからない」「スーパーや病院で会話ができない」「住んでいる地域にとけ込めない、つながりがない」そんな困りごとがあるにも関わらず、在留ステータスによって日本語学校にさえ通うことができない難民の方々に日本語を学ぶ…

異業種のプロに聞く!『ことばの壁を越える極意(ワザ)』 〜ロシア語通訳編〜

ヨーロッパの中でもっとも母語話者が多く、14カ国以上で話されているロシア語。文字も文法も日本語とは一見かけ離れているように思えますが、ロシアにおける日本語教育は、じつに300年以上もの深い歴史があります。ロシア語話者が日本語の魅力を堪能し、言葉…

インドネシア全土で使える教科書の開発をめざして

いま、アジア地域では、日本語教育の裾野が急激に広がりつつあります。中国に次ぎ世界第2位の学習者数を誇るのは、世界屈指の多言語国家として知られるインドネシアです。約74.5万人の日本語学習者のうち、95%は高校生。大学の日本語教師の中には、日本で…

コロナ禍によるオンライン授業の計画、実施で感じたことー日本語学校主任教員の立場からー

今回のコロナ禍の影響は社会のさまざまなところに影響を及ぼしており、社会のあり方も大きく転換を迫られています。その中でもとりわけ影響が大きいのが、「学校」などの教育機関です。小学校や中学校などは軒並み休校になり、部分的にオンライン授業を行っ…

それでも日本語を学ぶ理由 ー日韓の高校生が高め合う学習意欲ー

約56万人の日本語学習者のうち、中学生と高校生が8割を占める韓国*1。日本での就職をめざす理工系の学生や、生活・教養科目として日本語を学ぶ学生が増えています。近年は、外交関係の悪化や日本経済の低迷、英語教育・中国語教育に対する関心の高まりとい…

めざすは“核心素養”ー新しい日本語教育を模索する中国の今ー

100万人を超える人々が日本語を学ぶ世界一の日本語学習大国、中国。教師の日本語力が全般的に高く、中・上級レベルに達する学習者が非常に多いのが特徴と言われています。その中国で2018年、日本の文部科学省にあたる中国教育部が、日本語教育に関する新しい…

緊急リポート―全校でオンライン授業を実施。新宿日本語学校の場合

日本国内で新型コロナウィルスの感染が広がり、小中高校は一斉休校となりましたが、外国人留学生が学ぶ日本語学校でも多くの学校が休校や時差通学の措置を取りました。そんな中、東京都新宿区高田馬場にある学校法人江副学園新宿日本語学校では、学生を登校…

公教育で学びのセーフティネットを―夜間中学松戸市立第一中学校みらい分校の挑戦

戦後の混乱期に誕生し、義務教育を終えることができなかった方のための学びの場であった夜間中学。それが最近では、日本に暮らす外国籍の方たちが日本語や教科を学ぶ場にもなっていることをご存知ですか。国は義務教育未修了者だけでなく、不登校の生徒の学…

6大学14人の留学生が熱く語った「日本での経験」

日本で学ぶ諸外国からの留学生たち。異文化の中で様々な経験を重ねる中で、どのように考え、学んでいるのでしょうか。そうした日頃の学びの成果を発揮し、大学の枠を超えた国際的な文化交流を図ることを目的として、2019年12月8日(日)、上智大学キャンパス…

特定技能制度の日本語教育を支える国際交流基金日本語国際センターの教師研修

2019年4月に新設された在留資格「特定技能」は、人手不足が激しい業種に絞って外国人を受け入れるものです。日本政府は5年間で最大35万人という高い受け入れ数値を試算しており、今後この分野での日本語教育が重要になってきます。送り出し国で行われる日本…

出入国在留管理庁にあれこれ聞いてみました

先日、法務省・出入国在留管理庁から2019年6月末現在の在留外国人数が発表されました。人数は282万9416人で、前年末(半年前)に比べて9万8323人(3.6%)増加し、過去最高となりました。その内容をご紹介しながら、数字を見ながら浮かんできた疑問につい…

福岡・元岡公民館にユニークな日本語教室が立ち上がるまで

2019年11月、福岡・元岡公民館に学習者と日本語ボランティアが集まり、楽しいポットラック(持ち寄り)パーティーが行われました。日本料理の作り方をやさしい日本語で説明するボランティア、お国の自慢料理を習った日本語で一生懸命に説明する留学生。皆で…

「今年の漢字」を予測してみる

今や年末の風物詩ともなった「今年の漢字」。今年は12月12日(木)に、京都・清水寺において発表されます。「今年もいろいろなことがあったなー」「1年が過ぎるのは早いなー」などと毎年同じような感傷に浸るだけではもったいない。ということで、皆さんと…

不就学をゼロに~外国人の子供たちの課題に取り組む浜松市

9月下旬、文部科学省(以下、文科省)は外国人の子供の就学状況について初めて全国調査の結果を発表しました。その数字は衝撃的なもので、実に1.9万人もの義務教育相当年齢の外国籍児が不就学である可能性があることがわかりました。多くの子供たちが学校に…

「憮然」「御の字」「砂をかむよう」の本来の意味は?~平成30年度国語に関する世論調査

文化庁から、平成30年度「国語に関する世論調査」の結果が発表になりました。さまざまな慣用句等について、今の日本人がどのように理解し、使っているか、興味深い調査結果が出ています。(NJ編集部) 「国語に関する世論調査」とは? 文化庁が日本人の国語…

速報:国際交流基金最新日本語教育機関調査~機関数、教師数、学習者数はいずれも増加

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、海外の各国・地域の日本語教育の現状について定期的に「海外日本語教育調査」を行い、発表しています。この度、その最新版(2018年度調査)がまとまりましたので、その結果を速報します。(新城宏治) 過去最…

『日本語』に予想以上の大きな反響。心から感謝申し上げます

2019年9月6日にとうとう『日本語』が発売されました。Amazonでは大変多くの方々に先行予約をしていただき、またSNSでも拡散をしていただきました。本当にありがとうございました。8月は仕上げのチェック作業を経て、印刷所や用紙会社とやりとりをしました。…

編集部お勧め! 8月に行きたい日本語教育のイベント&セミナー5選

8月に全国各地で行われる日本語教育関連のイベントをご紹介します。(NJ編集部) 日本語教師になるためにいろいろな本を読むことは大切ですが、時にはイベントに参加して、既に教えている先達の話を聞いたり、同じように日本語教師を目指している人と友達に…

これからの日本語教師に求められる「実践力」とは

日本語教師になってみたい! でも、日本語を教える場所はどこに、どのぐらいあるの? そこではどんな能力が求められるの?誰もが気になるポイントだと思います。(新城 宏治) ここでは「実践力」という切り口から日本語教師の質の向上に長年取り組んできた…

日本語教育推進法が成立。日本語教育学会が語った、これからのこと

ついに成立した日本語教育推進法について、日本語教育学会のトップが語ったコメントを紹介します。2019年6月21日、文部科学省で行われた記者会見より。(新城 宏治) 日本語教育の法的根拠ができた 2019年6月21日、文部科学省記者会見場。 壇上には、公益財…

日本語教育推進法案が衆議院本会議を通過

2019年5月22日に衆議院提出、同月28日に衆議院本会議を通過した日本語教育推進法案について解説します。(新城 宏治) 大きな転換期を迎えた日本語教育 日本語教育を取り巻く環境は、いま大きな転換期を迎えています。日本語教師には単に外国人に日本語を教…