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日本語ジャーナル:日本語を「知る」「教える」

日本語教師

外国にルーツを持つ子どもたちに教育の機会を!~多文化共生センター東京

文部科学省の調査によると日本語指導が必要な児童生徒は2018年度で5万人を超えています。その中でも学齢期(15歳まで)を超えて来日したため、義務教育である中学校に入学できず学びの環境からこぼれ落ちてしまっている外国人の子どもたちがいます。そんな子…

できる日本語10周年 記念企画1 日本語教育の流れと『できる日本語』

2021年、日本語教科書『できる日本語』は10周年を迎えました。この10年の間に、『できる日本語』は多くの日本語教育機関で採用され、国内外で大きく広がりました。多くの日本語学習者や日本語教師に受け入れられた背景には、そのコンセプトが日本語教育の大…

4技能の教え方をこれ1冊で。新刊『どう教える?日本語教育「読解・会話・作文・聴解」の授業』発売!

読解・会話・作文・聴解。これらの各技能の授業、自信を持って行えている、と言える教師は少ないかもしれません。メインのテキストの進め方はわかっても、読解、あるいは作文などの授業は「このやり方でいいのかな……」と漠然と不安を抱えていたり、新人の教…

ICT講座主宰嶋田裕子さんに聞く―オンライン授業で役に立つツールとは?

2020年から続くコロナ禍により、日本語教育の世界でも授業のオンライン化が加速されました。しかしオンライン授業が一通りできるようになっても、マンネリを感じたり、今のやり方でよいのか悩んだりしている方も多いのではないでしょうか。今回はご自分で日…

日本語教師プロファイル杉山絵理さん―これまでのキャリアを活かして日本語支援とやさしい日本語の普及活動を

今回の「日本語教師プロファイル」では北海道十勝在住のフリーランス日本語教師杉山絵理さんをご紹介します。杉山さんは個人事業主として個人や企業での日本語指導に携わるだけでなく、一般社団法人の代表理事として、やさしい日本語の普及活動もされていま…

香港継承日本語教育ネットワーク―子どもも親もつながれるよりどころを

外国人に対する日本語教育ではなく、海外在住で、両親、またはどちらかの親の母語が日本語である子どもへの日本語教育を「継承日本語教育」と言います。「継承語」には親から受け継ぐ言葉という意味があり、親子のコミュニケーションや子供のアイデンティテ…

4年半の旅の先に見えてきた日本語を教えるという仕事

会社を退職した後に、自転車を担いで香港に渡り、その後4年半に渡ってアジアを中心に20数カ国を歴訪。現地の人たちとの生の交流を通して、異文化の魅力にどっぷりと浸かり、それが契機となって日本語教師になったという山本弘さん(東京国際語学院・専任講…

日本語教師プロファイルうがいまさみさん―まわり道をしたけれど日本語教師になれてよかった!

今回ご紹介する日本語教師は、フリーランス日本語教師としてオンラインで活動する、うがいまさみさんです。うがいさんはご自身も子育て中のママであることを活かして、インスタグラムで「パパとママのためのKANJIレッスン」を配信中。どうやって日本語を教え…

日本語教室の立ち上げはコンセプトづくりから―福岡県古賀市の多文化共生への取り組み

2021年3月5日、「福岡から自治体の取り組みと共に考えるシンポジウム ゼロから考える!地域の日本語教室」(文化庁委託事業,主催NPO多文化共生プロジェクト)が開催されました。オンラインで約150名が参加したシンポジウムの中で、福岡県古賀市の取り組みは…

日本語教師プロファイル船見和秀さん―日本語教師の仕事は言葉を教えるだけじゃありません。

今回の日本語教師プロファイルでは、三重県伊賀市在住でフリーランス日本語教師・やさしい日本語講師として幅広くご活躍の船見和秀さんをご紹介します。船見さんはご自身を「日本語を教えない日本語教師」と称していらっしゃいます。そのユニークな経歴や活…

習った日本語で学生が楽しく歌える歌―学生を楽しませる授業を目指して

日本語の授業に歌を取り入れる活動を長年続けている、西川格先生(東京国際語学院・教務主任)をご紹介します。西川先生は演劇好きが高じて、30代前半までアルバイトをしながら、演劇、バレエ、音響などの舞台活動をしていたそうです。演劇で培った本格的な…

日本語教師プロファイル江崎由美子さん―人とのつながりを大事にして

今回の日本語教師プロファイルでは、愛知県在住のフリーランス日本語教師であり、「CHEERS」代表の江崎由美子さんをご紹介します。江崎さんは日本語学校で15年ほど教えた後、独立し、大学や日本語教師養成講座で教えながら、日本語教師につながりと学びの場…

自然体で誰でも参加しやすい雰囲気が魅力――ABK日本語教育勉強会

1957年に創立されたアジア学生文化協会は、アジア各国と日本の若者が相互理解を深めることを目的として、アジア文化会館(ABK)を中心とする学生宿舎の運営や、日本語コースなど各種の教育・文化交流事業を長年にわたり行ってきた公益財団法人です。この協会…

日本語教師プロファイル長崎清美さん―面白そう!と思ったことは何でもやってみます

今回ご紹介するのは、NPO法人日本語教育研究所*1の理事であり、ビジネスパーソン向け日本語研修のコーディネーターや留学生の就職活動サポートを中心に行っている長崎清美さんです。長崎さんは日本語学校、大学、青年海外協力隊など様々な場所で日本語を教え…

日本語教師プロファイル福澤克巳さん―異文化理解はそんなに簡単なものじゃない

今回ご紹介するのは、ベトナム・ホーチミン市在住23年のフリーランス日本語教師の福澤克巳さんです。日本語学校での勤務を経て、現在はフリーランスとして活動しつつ、大学や企業でも教えているそうです。福澤さんにベトナムでの日本語教育の変遷やこれから…

オンライン授業にチャレンジしよう!

コロナ禍の中でオンライン日本語レッスンの需要が急増しています。皆さんの中にも、既にオンライン授業を経験している方がいらっしゃると思いますし、実際にオンライン授業を経験した中で対面授業との違いに戸惑ったり、悩んだりしている方も少なくないと思…

介護の日本語の専門家を目指す

新型コロナは社会のさまざまなところに影響を及ぼしています。その一つは、国を越えた人流が止まったこと。外国人人材、留学生はほぼ日本に入国できなくなっています。一方、日本国内の介護業界の人手不足感は更に高まり、新しい動きも出てきているようです…

日本語教師プロファイル吉田有美さん―自分に向いている道を見つけて歩く

今回ご紹介するのはフリーランスの日本語教師であり、コーチングやキャリアコンサルタントの資格もお持ちの吉田有美さんです。コーチングやキャリアコンサルティングを取り入れるようになったきっかけや、現在の働き方等についてお話を伺いました。

2021年ゴールデンウィークに読みたい本――くろしお出版に聞く

コロナ禍の中で迎えた二度目のゴールデンウィークです。日本語教師の皆さんも、置かれている状況や立場によっていろいろと不満や不安もあるかもしれませんが、今は徹底したステイホームで一刻も早くこの状況を収束させたいものです。家での時間を有効に使う…

2021年ゴールデンウィークに読みたい本――凡人社編集部に聞く

ゴールデンウィークを直前に控えた2021年4月25日、新型コロナウイルス対策特別措置法に基づく3度目の緊急事態宣言が東京、大阪、京都、兵庫で発令されました。また、まん延防止等重点措置の対象の県では宣言に準じた感染対策を徹底することになりました。2…

日本語教師プロファイル近藤冨士雄さん―アナウンサー×日本語教師として

今回ご紹介するのは元NHKのエグゼクティブ・アナウンサーであり、現在はフリーアナウンサー兼日本語教師として活躍されている近藤冨士雄さんです。なぜセカンドキャリアとして日本語教育の道を選んだのか、また2021年4月からのラジオ番組で日本語教育を取り…

世界の日本語教室から~メキシコ発50万人の登録者を持つ日本語YouTubeチャンネル

日本から遠く離れたメキシコで、YouTubeを活用して日本語教育活動を展開している竹森悠介さんを紹介します。民間の日本語教師養成講座を修了後、単身メキシコに渡り専任講師として活躍。並行して始めた「YUYU NIHONGO」は、ラテンアメリカを中心に実に50万人…

日本語教師プロファイル渡部真理さんー日本語教師はいろいろな人と出会えて、学べて、世界平和も考える仕事

今回ご紹介するのは、渡部真理さん。日本語学校、大学、企業などで日本語を教えながら、京都府のボランティア日本語教室ネットワーク「京都にほんごRings」(※1)の代表も務めていらっしゃいます。渡部さんにこれまでの活動や、今後の展望についてお話を伺…

日本語教師プロファイルAkoさんー自分を表現できる場を持つと世界は広がる!

今回ご紹介するのは、ゲーム業界やIT業界に特化したレッスンを行っているフリーランス日本語教師のAkoさんです。ご自身の発信の場としてTwitter、Facebook、Instagram、YouTube、PodcastなどのSNSを駆使し、Twitterのフォロワー数はなんと約2.9万人だそうで…

日本語教師プロファイル井上くみ子さん―バラバラな経験でも無駄にはならないもの

今回ご紹介する日本語教師は井上くみ子さんです。井上さんは地域日本語教育コーディネーターの資格を持ち、埼玉県にある「地球っ子グループ・多文化子育ての会Coconico」の代表をされています。また、「やさしい日本語エバンジェリスト」として日本人向けの…

10万人の日本語学習者が登録するYouTubeチャンネル

YouTubeで多くの日本語教師が情報発信をする時代になりました。そのような中で、2021年2月に登録者が何と10万人を超えたのが、以前にこの日本語ジャーナルでもご紹介した、あっきーさんの「三本塾」です。あっきーさんに登録者10万人を獲得するまでの道のり…

日本語教師プロファイル後藤理恵子さん―人生はいくらでもやり直せる!

今回ご紹介する後藤理恵子さんは、看護師として働いた後、英語教師、日本語教師となった異色の経歴の持ち主です。現在はご自分のスクールも持ちつつ、専門学校でも教えられています。後藤さんに二つの言語を教える際に大切にしていることや、これから目指し…

知的好奇心をくすぐるgaccoの言語学講義

10年ほど前に米国で始まったMOOC(Massive Open Online Course=大学レベルの授業のオンラインでの無償公開)。アメリカのスタンフォード大学やコロンビア大学なども参加するCourseraなどが有名ですが、このMOOCの日本版の普及・拡大を目指してJMOOCが発足し…

日本語教師プロファイル大隅紀子さん―日本語教師に学びとつながりの場を

今回ご紹介する日本語教師は大学の非常勤講師であり、NPO法人「YYJ・ゆるくてやさしい日本語のなかまたち」の代表理事でもある大隅紀子さんです。ZOOMを使ったオンライン授業やハイブリッドイベントのサポートもしていらっしゃるので、2020年に大隅さんにお…

これからの日本語教師の生き方を考える―withコロナの時代に②

2021年は日本語教育界にとってどんな年になっていくのでしょうか。まだ誰も見通すことはできません。入国する学生の減少から日本語学校や、留学生に頼っている専門学校、大学は今後厳しい状況に陥っていくでしょう。企業の業績が悪化すれば日本語研修費の削…

私たちの2020年を振り返る―withコロナの時代に①

2020年の日本語教育界は他の業界と同様にコロナの影響を大きく受けました。対面での授業が継続できなくなったり、学習者が入国できずクラス数が減少したりしました。また、好むと好まざるとにかかわらずオンライン化の波に飲み込まれた年だとも言えるでしょ…

私の検定必勝法:耳から学習法ー日本語教師養成講座活用術

日本語教育能力検定試験を確実に突破するために、スクールの活用も有効です。ここでは、日本語教師養成講座を受講して受験対策をし、みごと合格された方に、その必勝法をお伺いしました。ぜひみなさんもご参考に! [2017年合格]渡邊理恵 さん 結婚に伴い前…

日本語教師プロファイル・ヤマネサチヨさん―私の役割は学習者がやりたいことを手助けするサポーター

コロナ禍により対面授業ができなくなり、図らずも「オンライン元年」となった感のある日本語教育業界ですが、今回ご紹介するヤマネサチヨさんは約10年前から一人でスカイプを使った授業を行ってきたオンライン教師の草分け的存在です。ヤマネさんにオンライ…

日本語教師プロファイル・中野玲子さんー地域共生社会の実現を目指して

今回ご紹介する日本語教師は、東京都墨田区で「すみだ日本語教育支援の会」の講師として外国人介護職員への日本語支援を行っている中野玲子さんです。中野さんはその他にも大学での学習支援や、民間企業の外国人社員の就労後支援など、主に“エンパワメント”(…

日本語教師プロファイル「あひるせんせー」―みんなが真似したくなる、それでみんなが豊かになる、そんなシステムを作りたい

異業種から日本語教師に転身し、日本語業界歴は浅いながらも「日本語教師のためのインストラクショナル・デザイン」講座やオンライン対談の企画など、その行動力で次々と新しい試みを行ってきた「あひるせんせー」。2020年4月には自らの会社「再定義合同会…

オンラインマッチングサービスを利用して教える

新型コロナの影響により、多くの授業・レッスンの形式が対面からオンラインに切り替わりました。これにより、日本語学校、大学、企業研修などでオンラインによる日本語の授業の需要が一気に高まりました。日本語教師の中にも対面からオンラインへと教える場…

急拡大しているオンライン日本語の需要

新型コロナの影響により、多くの授業・レッスンの形式が対面からオンラインに切り替わりました。これにより、日本語学校、大学、企業研修などでオンラインによる日本語の授業の需要が一気に高まりました。対面からオンラインへと教える場の比重を移している…

日本語教育能力検定試験 狙われやすい4つのテーマを直前チェック

令和2年度の日本語教育能力検定試験がいよいよ直前に迫ってきました。試験準備は順調に進んでいますか? 今の時期は、特に重要なポイントを集中的に見直しておくことが重要です。ここでは、最近の出題傾向から狙われやすい4つのテーマに絞ってポイントをお…

日本語教師の求人への応募から採用まで

日本語学校は春・秋の年2学期制または年4学期制を取っているところが多いため、10月から新学期が始まります。しかし、今年は新型コロナの影響でカリキュラムが変則的・流動的になっている学校もあります。日本語教育能力検定試験が終わったら日本語を教え…

『できる日本語』アプリがリリースされました!

国内外の日本語教育機関で幅広く使われている日本語教科書『できる日本語』のアプリが、株式会社バンタンより発売されました。コロナ禍にあり自宅での学習を余儀なくされている学習者も、アプリ版ならいつでもどこでも『できる日本語』アプリを使って学習が…

ウィズコロナの時代に日本語学校が考えるべき3つのポイント

コロナ感染拡大に伴い、多くの人が一カ所に集まるのを避けるために、教育機関はオンライン授業への対応を否応なく迫られました。日本語学校も同様です。日本語学校は海外から学生が留学してくることを前提にしているので、他の教育機関以上にコロナ禍の影響…

日本留学試験 日本語以外の科目の傾向と対策

日本留学試験は、日本の大学等に入学を希望する外国人留学生が受験する試験です。日本語と日本語以外の試験科目がありますが、日本語教師は多くの場合、日本語の授業をすることが中心で、日本語以外の科目を教える機会は少ないと思います。しかし留学生は難…

授業のユニバーサルデザインを目指す日本語教育

ユニバーサルデザイン(以下UD)とは、文化・言語・能力の違いや障害の有無などを乗り越えて、できるだけ多くの人が利用・参加できることを目指したデザインやプロセスのことです。駅で目にすることが多くなった、幅の広い改札(車いすの人でもそうでない人…

読んでわかったことを伝え合う楽しい授業-読解授業にペアによる再話活動を取り入れる試み-

みなさんは「再話」という活動を聞いたことがありますか。英語教育などでは以前から行われてきた教室活動の一つです。この「再話」を日本語の読解授業に取り入れることで、読解授業を、私たちが日々の生活の中で行っているような、読んでわかったことを他の…

コロナ禍は世界を相手にしたニッチな日本語教育で飛躍するチャンス

コロナ禍でいろいろな物事の先行きが見えにくい時代になっています。しかし、そんな中だからこそ、積極的な情報発信や日本語教師のネットワークがますます大切になっています。今回は「むらログ 日本語教師の仕事術」「#Zoomでハナキン」「日本語教師チャッ…

オンラインで学生の出席率アップ─カイ日本語スクールの取り組み

多くの日本語学校は2020年の3月ぐらいから、コロナ禍のために授業のオンライン化への対応を余儀なくされました。そんな中、今から5年前から学校のオンライン化を積極的に進め、今回のコロナ禍にあってもさまざまな工夫をこらして、柔軟にオンライン教育を…

未来に生きる日本語教材 Vol.3

私たちが母語を習得し、自由に読んだり書いたりできるようになるまでには、家づくりと同様に、目には見えない土台づくりの期間があります。就学前の子どもたちに目を向けると、そのことがよく分かります。クレヨンをにぎって夢中で塗り絵をしたり、ハサミや…

オンライン教育は「対面授業の代替」から「ハイブリッド型への最適化」へ

新型コロナウィルスの拡大に伴い、教育機関の多くが対面授業からオンライン授業へ移行しました。日本語教育機関も例外ではありません。緊急事態宣言が解除になり、通学も少しずつ可能になる中で、オンライン授業は新しいフェーズに進みつつあるようです。日…

未来に生きる日本語教材 Vol.2

日本語を学ぶ目的やペースは人によってさまざまです。中には、自分の意志とは関係なく日本語を習得する必要に迫られる人たちもいます。例えば、家族の仕事などの都合で来日した子どもたちです。滞在が中長期にわたる場合、学校の定期テストや入学試験、就職…

苦労も喜びも多かった!バンコクの日本語学校での教師生活

今、非常に注目されている職業、「日本語教師」。「年齢に関係なく働ける」「今までの人生が強みになる」「自分らしいワークスタイルを選べる」――第二の人生に日本語教師を目指す方も増えています。定年目前で会社を辞めて、3年間タイで日本語を教え、現在は…